Jリーグディビジョン1第26節 鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス

Jリーグディビジョン1第26節、鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス
3月の鳥栖遠征で切符を紛失して急きょ新幹線に乗った赤字補填のため、今日はあえて茨城県立カシマサッカースタジアムへは行かず、BS-TBSでテレビ観戦しました。


マリノスは3連敗を受けて、スタメンをガラリと入れ替え。
負傷の中澤佑二に加え、栗原勇蔵飯倉大樹を外し、青山直晃富澤清太郎センターバックボランチには熊谷アンドリューを起用。キーパーは榎本哲也
サブメンバーにも栗原勇蔵はいないが、サイドバックの控えとしてか金井貢史は入っている。飯倉大樹も控えには入っている。
思い切ったメンバー変更だが、栗原勇蔵は無意識に中澤佑二に頼ってしまっていた部分があったのかもしれない。その辺に喝を入れる狙いもあるのかも。


急造センターバックのギャップにボールが入りヒヤリとするが、試合は意外な形で動く。
前半11分に遠目の位置で直接フリーキックを得ると、ゴール前に放り込まれたボールをマルキーニョスがヘディングシュートし、GK曽ヶ端準が弾いたボールに鹿島DFが処理ミス、ゴール前を転がるボールに熊谷アンドリューが詰めて先制。0−1。
高卒ルーキーの熊谷アンドリュー、これがJリーグ公式戦初ゴール。意外な形のごっつぁんゴールだが、いい位置に詰めていたのが良かった。


この後も試合はマリノスが優勢に進める。鹿島アントラーズも決定的チャンスは作るが、一つ二つ。左サイドからのクロスに興梠慎三が飛び込んだのは冷や汗ものだったが、それくらい。


前半アディショナルタイムには、ボールの競り合いからマルキーニョスレナトに足の裏を向ける動きをしてしまい、レッドカード!一発退場に。
解説の金田喜稔氏は「なぜあんなプレーをしたのか」と首をかしげる。多分、先に体を入れてボールをキープしようというプレーだったとは思う。
あわや怪我という思いをしたレナトは激高して、イエローカードを受けた。
せっかく先制できたマリノスだが、今日も勝てるのかどうか、不穏な空気が漂ってしまった。マルキは試合開始前に、鹿島のベンチに握手に行ったほどなのに。


10人になり数的不利を強いられたマリノスだが、ディフェンスの集中力は落ちない。
それどころか、後半10分には小野裕二の突破からクロス、DFに当たってこぼれたボールを中村俊輔が蹴りこみ、追加点!0−2。
数的不利の中で追加点は大きい!


後半20分、鹿島の絶妙スルーパスにGK榎本哲也が飛び出し、相手FWと交錯して負傷。
せっかく掴んだスタメンのチャンスだったが、負傷により飯倉大樹との交代を余儀なくされる。この交代は悔しいだろうなぁ。


ジョルジーニョ監督は早々と3つ目の交代枠を切る。岩政大樹を下げてジュニーニョを投入しているが、手詰まり感が否めない。マリノスはそんなにディフェンシブにはなっていないのに。
今まで鹿島アントラーズ戦は幾度となく見てきたが、こんなに状況を打開できない鹿島は見たことがない。


後半アディショナルタイムジュニーニョオフサイドくさいゴールで1点返すが、くらった反撃はそれだけ。
1−2で試合は終了し、横浜F・マリノスが連敗を3でストップ。6年振りの鹿島サッカースタジアムでの勝利。


ひとまず、前節までと同じ繰り返しは避けられた。
キーパーの負傷以外は交代が遅かったが、それはリードしていたのだから悪い采配ではない。むしろ残り時間が少なくなって松本怜を入れることで、時間を使うこともできたのだし。
ディフェンスも集中していた。栗原勇蔵がここから奮起すればチーム内の競争が起こって、チーム力の向上にも繋がると思うし。


今日は金銭的に余裕を持つために、あえて自宅でテレビ観戦にした。
でも、やっぱりスタジアム行かないと調子狂うなぁ。来週は大宮にしっかり乗り込みますよ。


★きょうの歩数…4992歩


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