明治安田生命J1リーグ第21節 北海道コンサドーレ札幌-横浜F・マリノス

明治安田生命J1リーグ第21節、北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス
札幌ドームへ行ってきました。

今日の札幌ドームビジターエリアは5ブロック。空席はほとんどなく、平日にも関わらずぎっしり。
自分もそうだけど、みんなお盆休みを前倒しして来てるんでしょうね。

さて、試合。
前半はコンサドーレにゴールに迫られる場面が多くなる。
河合竜二ロングフィードから都倉賢が抜け出すが、シュートが浮いて事なきを得たり。
一番印象に残ったのはタイ代表のMFチャナティップ。こいつはかなり上手い。前節までの映像ではいいパスを出す印象だったが、今回はドリブルのリズムが小刻みで、簡単にボールを奪えない。
齋藤学もそうだが、メッシみたいと呼ばれるのはこの小刻みなドリブルにあると思う。うかつに足を出せば抜かれてしまうし、動作が小さいから2倍の速さで動かれているような対処の難しさを感じる。

後半10分、コーナーキックから扇原貴宏のヘディングシュートが決まり、先制。
シュートはGKク・ソンユンに防がれるかと思ったが、まさかのファンブル。腕の中に納まらず、ボールはゴールの中へ。
普段は安定したキーパーなんですけどねぇ…。扇原とソンユンはセレッソで一緒だったと思うが、まさかこういう形でゴールを奪うとは思っていなかっただろうなぁ。


後半31分、齋藤学がドリブルで抜けようとすると、FW都倉賢がたまらず後ろから倒し、2枚目のイエローカードで退場。
都倉はフィジカルが強い分守備でも利いていたが、守備をやりすぎた。これで次節は裏天王山ともなるヴァンフォーレ甲府戦に出られなくなり、コンサドーレはさらに苦しくなる。


後半33分、クロスボールをGKク・ソンユンが弾き、そのボールがゴールの中へ入り、オウンゴールで追加点。
松原健の今季2ゴール目かと思ったが、シュートではないためオウンゴール扱い。みんなへぼキーパーって思っちゃうんだろうなぁ…。7月1日の清水エスパルス戦では好セーブ連発していたのを、自分は知っているが。


コンサドーレはジェイ、内村圭宏小野伸二を投入し反撃を試みるが、やはり一人少ないのでは迫力に欠く。中澤佑二では役不足に感じるほど。
むしろカウンターで、何度もコンサドーレのゴールに迫れた。ギリギリで防がれて追加点は奪えなかったが、ここはコンサドーレの残留に対する気持ちの現れと思っておく。


試合は0−2で横浜F・マリノスの勝利。これで勝ち点を40にまで伸ばし、まずはJ1リーグ残留がほぼ確定。
さらに他会場で柏レイソルサガン鳥栖と引き分けたため、3位に浮上。
これに浮かれてはいけないぞ。まだ上位との直接対決のほとんどを勝っていない。川崎Fには勝ったが、鹿島、C大阪、柏、G大阪には負けている。
後半戦でこれらの相手にも勝てたら、その時はシャーレを狙えると意識できるのだろう。

一方のコンサドーレは、厳しい敗戦。
今日の負けだけではなく、次の大事な試合にエースの都倉賢を欠くことが決まってしまった。
今年は平日のために来れなかったマリノスサポーターも多いので、残留して、来年も札幌行きが実現してほしい。誇れる観光資源はたくさんあるのだから。

★きょうの歩数…26010歩


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