松田直樹メモリアルゲーム

今日は松田直樹メモリアルゲーム。
日産スタジアムへ行ってきました。


午前10時開門とあって、早めに現地入りしても人が多い。
あいにくの氷雨だが、試合前までにはやむ。


スタジアムに入場すると、グッズ売り場は早くも長蛇の列。
販売箇所が2つしかないのもあるが、この会場でしか買えない限定品のためだろう。
自分は買うのを諦めた。売れ残れば買ったと思うが、結果としては試合が終わる前に完売した。


まずは横浜F・マリノスOBvs松本山雅FCの対戦。
この試合は30分一本勝負(後半とかなし)の試合。この試合は0−1で松本山雅が勝利。
マリノスOBは急造コンビネーションだけど、山雅はチームとして来ているからね。
選手交代が自由な変則マッチともあって、松本山雅反町康治監督は7〜10人まとめて交代する奇策も見せ、楽しませてくれた。


最初の試合が終わると、ゆずが登場。「逢いたい」をライブで熱唱してくれて、大型ビジョンには松田直樹の画像の数々が。泣かせるなぁ…。

逢いたい

逢いたい

14時からは、横浜F・マリノスOBvsナオキフレンズ。
ナオキフレンズは2002年当時の日本代表アウェイユニフォームという感じで、メンバーも三浦知良中田英寿と日本サッカーのレジェンドがスタメンに名を連ねる。
松田直樹があこがれたというキングカズが、さっそく得意のまたぎフェイントで魅せる。中田英寿も、視野の広さやキラーパスの精度は衰えない。
福西崇史はオイシイ位置でボレーシュートを叩き込んだが、オフサイドの判定。


先制したのは横浜F・マリノスOB。
ゴール前で城彰二が落とし、安永聡太郎が右足アウトサイドで美しい弧を描くシュートを決めた!1−0。
聡太郎はこの後すぐ交代してしまうが、発起人として、誰より盛り上げたい思いがゴールになったんじゃないかと思う。


ドゥトラが左サイドで存在感を出す。何度も切れ込み、攻めの起点になる。
もう38歳くらいだろうが、さすがは現役。今からでもマリノスにもう一度戻ってほしいくらいだ(;´∀`)。
それにしても、GK川口能活、DF井原正巳というのが嬉しい。もちろん他のOBメンバーだって、みんな嬉しいけど、このあたりは格別。
後半には鈴木正治も登場するが、マサハルはちょっと厳しかったかな(; ̄▽ ̄)。


岡山一成は、マリノスのゴール裏に来て応援を盛り立てる。去年は試合前のアップが終わる頃にコンサドーレのサポーターをコールリードしたが、ここでも盛り上げ役として他の選手ではできない存在感を見せてくれる。
一成はルーキーからハートの熱い選手だったけど、それがさらにレベルアップしたんだなと感じる。
ピッチに入れば、久々にFWとして存在感も出してくれる。久しぶりにトリコロールをまとった一成を見れて、嬉しかった。


横浜F・マリノスOBのメンバーを見ると、背番号8が空いている。
野田知(18番)や遠藤彰弘(20番)がいるが、8番をつけていない。これは水沼貴史監督が「交代オレ」で入ってくるのでは?と期待。さすがにそれはなかったが(;´∀`)。
でも、久しぶりに見れた選手が多くて嬉しかった。


確認できた限りのメンバーを。(松本山雅は割愛)


横浜F・マリノスOB
1.川口能活、2.中西永輔、4.井原正巳、5.小村徳男、6.三浦淳寛三浦淳宏から改名)、7.佐藤由紀彦、9.城彰二、10.中村俊輔、11.三浦文丈、12.外池大亮、13.大森健作、14.奥大介、15.鈴木正治、16.大島秀夫、18.野田知、19.安永聡太郎、20.遠藤彰弘、21.榎本哲也、22.中澤佑二、23.平間智和、24.吉田孝行、25.ドゥトラ、26.那須大亮、27.天野貴史、28.田中隼磨、29.井手口純、30.栗原勇蔵、31.岡山一成、32.河合竜二、33.兵藤慎剛、35.高桑大二朗、36.永井秀樹


Naoki Friends
1.楢崎正剛、4.森岡隆三、5.宮本恒靖、6.山口素弘、7.中田英寿、8.藤田俊哉、9.中山雅史、10.名波浩、11.三浦知良、12.森島寛晃、13.柳沢敦、14.前園真聖、15.福西崇史、16.中田浩二、17.鈴木隆行、18.服部年宏、19.小倉隆史、20.西澤明訓、21.都築龍太、22.平野孝、23.廣長優志、25.市川大祐、26.田中誠、27.小宮山尊信、28.田中裕介、29.山瀬功治、30.稲本潤一、32.山田卓也、33.石塚啓次


みんなみんな、ありがとう。たくさんの先輩、同輩、後輩が駆けつけてくれて、マツの人柄をあらためて大きく感じる。
社長(永井秀樹の愛称)のドリブルが見れたし、山口素弘ミドルシュートも感慨深かった。
27〜30まで川崎フロンターレ4連チャンだが(;´∀`)、今回は彼らにも惜しみなく拍手させてもらった。小宮山はピッチに立つことはなかったけど、駆けつけてくれただけでも嬉しく思う。
背番号3は、もちろんマツのために空けてある。ベンチに背番号3が、それぞれのベンチに掛けられていたね。


試合後は、発起人の安永聡太郎がスピーチ。
集まってくれた選手、関係者、サポーターに感謝のコメントをすると、マイクにノイズが入ってしまう。
このノイズに対して、聡太郎は「直樹のイタズラです!」とコメント。
ただの機材の故障か何かとは思うけど、霊とか信じない方だけど、もし、マツが降臨してマイクにノイズを入れてきたのなら、それは心から嬉しく思う。
だって、松田直樹のために集まったみんなの前に、現れてくれたのだから。
なんか四国R-14(水曜どうでしょう)のような感想だけどね(;´∀`)。


松田直樹メモリアルゲーム、追悼試合からしんみり涙するものかと思ったら、楽しい、いい試合だった。
もちろんゆずの歌にはぐっときたけど、久しぶりに応援できる顔ぶれあり、反町監督の奇策や岡山一成のパフォーマンスありで、楽しい時間を過ごせた。
松田直樹マリノス退団時に言った言葉、形になってくれたのかな。
これからも、サポーターとしてサッカーの楽しさ、すばらしさを多くの人に共有してもらえるように、できることをやっていきたいと思う。


★きょうの歩数…6749歩


はてなアンテナに追加する

日本縦断
トリコロールの勇者

↑弊サイトです。