明治安田生命J1リーグ第34節 浦和レッドダイヤモンズ-横浜F・マリノス

明治安田生命J1リーグ第34節、浦和レッドダイヤモンズvs横浜F・マリノス
ビジターチケット完売のため埼玉スタジアム2002へは行かず、日産グローバル本社ギャラリーでパブリックビューイングに行ってきました。

日産グローバル本社ギャラリーでのパブリックビューイングは何度も行われているが、自分が参加するのは初めて。
この試合はテレビ神奈川でも生中継がされるが、家で見るよりもこういう場所に足を運んで盛り上げたほうが、間接的に選手への励みになると判断して足を運んだ。
新体制発表の時とは違って、ステージの前にテーブル付きの座席が組まれていて、そこに座れた。
最初はぽつぽつとしか観覧者がいなかったが、時間の経過とともに増えてきた。それでも、tvkで中継される分いつもよりは少ないものと推測。


大画面で流される映像はDAZNのもの。ハーフタイムでテレビコマーシャルが入らなかったため、tvkテレビ埼玉の映像ではないと確認できた。
(余談だが、浦和レッドダイヤモンズのホーム最終戦セレモニーの様子まで律儀に流していた)


3日前の川崎フロンターレ戦では主力を休ませた浦和だが、ACL決勝から一週間経ったため、主力をしっかり出している。
さすがに怪我を抱えているラファエル・シルバは出てこないが、前節スタメンを外れた槙野智章柏木陽介興梠慎三がいる。
浦和は興梠慎三にボールを集め、ゴールを狙ってくる。オフサイドで救われたが、結構ギリギリの判定。浦和は興梠の得点王達成が、この試合のモチベーションになるのだろう。


前半は押され気味になりながらもスコアレスで折り返す。
山中亮輔のサイド攻撃が多くなり、そこからゴールの期待を持たせてくれた。
喜田拓也天野純マルティノスを出場停止で欠く中で前田直輝がもっと活きてくれれば…と思いつつ、なかなか存在感が見えてこない(;´・ω・)。


しかし、その前田直輝がいきなりやってくれる。
後半8分、左サイドでボールを持つとペナルティアーク付近にぽっかりとスペースができ、そこに走りこんだ前田直輝が左足一閃。
きれいな弧を描いてゴールに決まると、日産グローバル本社ギャラリー内からも拍手と歓声が沸き起こった。やったぜ!(∩´∀`)∩

以降、試合の主導権はマリノスが握る展開に。
浦和はJ1リーグ戦では2連敗中だが、来週はUAEクラブワールドカップ準々決勝を控えるため、あまりモチベーションはないのかもしれない。
宇賀神友弥のシュートにはヒヤリとしたものの、それ以外は危なげなくしのぎ、前田直輝のゴールを決勝点に試合終了。
失点続きだった横浜F・マリノスが久々の完封勝利を果たし、J1リーグ戦を5位でフィニッシュした。

他会場ではジュビロ磐田鹿島アントラーズと引き分けたものの、柏レイソルサンフレッチェ広島に1-0で勝ったため、横浜F・マリノスは4位にはなれず。
もっとも、4位になるには柏レイソルが負けたとしても得失点差の7をひっくり返す必要もあったため、かなり難しい状況ではあったが。
今季ACL出場権を目標にスタートして横浜F・マリノスは、天皇杯を制覇する以外に達成する術は無くなった。今月23日の準決勝で柏レイソルを倒し、元日の決勝でセレッソ大阪ヴィッセル神戸を破って達成しよう。


一方の、敗れた浦和はリーグ戦3連敗。
いくらACL決勝があったりクラブW杯を控えるとはいえ、勝ってUAEへ飛びたかったところだろう。
もう、あちらは最終節にマリノスを迎えるのは嫌でしょうね。リーグ戦最終節にマリノスを迎えて浦和が勝てた試しがないし、一番良くて昨年の勝ち点トップ達成になる引き分けの試合だろうし。
もう5度目でしょうかね。浦和がホームの最終節でマリノスを迎えたのは。そのうち2度はマリノスが6ゴール決めているし。
まぁ、浦和はガラッと気持ちを切り替えてクラブW杯準々決勝に臨むのでしょう。勝てばレアル・マドリードと対戦できるため、モチベーションはとても高くなるはず。


さて、本日をもってJ1リーグの全日程が終了。
鹿島アントラーズは前述のとおりジュビロ磐田と引き分け、川崎フロンターレ大宮アルディージャに5-0と圧勝し、なんと川崎フロンターレが最後に順位を入れ替え、初優勝。
鹿島は前節から勝てば決定の王手をかけていながら、守りの固い柏と磐田に勝ち切れなかった格好。サッカーは最後まで何が起こるか、分からないもんですね。


気になる残留争いは、16位ヴァンフォーレ甲府が終了間際にリンスのゴールで勝利するものの、15位清水エスパルスヴィッセル神戸に勝利し、ヴァンフォーレ甲府が降格決定。
清水エスパルスは終盤にかなりの不調で危なかったが、最後に広島を抜いて14位でフィニッシュ。来年も清水のグルメにありつくことができる(*´ω`*)
甲府は今季もしぶとさを発揮していたとは思うが、いかんせん残留争いの直接対決で勝ち点を献上しすぎてしまった。またJ2からの出直しにはなるが、再び上がってくる力はあるだろう。
甲府にとっての課題は、再昇格後いかに残留争いから抜け出せるかになるのかな。


★きょうの歩数…3731歩


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