厚別からは親の運転で札幌ドームまで直行してもらった。
コンサドーレ札幌の次は、北海道日本ハムファイターズ
日本生命セ・パ交流戦北海道日本ハムファイターズvs阪神タイガースを札幌ドームで観戦。


札幌ドームに到着するなり、「本日のチケットは完売しました」という張り紙が。事前に外野自由席、内野自由席が完売したのは確認していたが、それ以外も売り切れたか。
北海道日本ハムファイターズは目下9連勝中、今年の序盤戦こそ振るわなかったが、去年の日本一、アジア一で掴んだ道民のハートに再び火がついたのだろうか。

いざ入場しようとすれば、長蛇の列!自分は三塁側内野自由席で観戦するのだが、この入り口が外へ伸び、入場口の上の階まで及んでいた!( ̄□ ̄;
入場時にはペットボトル禁止ということで、紙コップに移し変えてから入場。うわぁ、混みまくっているなぁ…。

阪神ファンも多数来場。割合ではホームの北海道日本ハムファイターズファンが勝っているけどね。

試合が始まる前に、両球団のマスコット、B・Bとトラッキー&ラッキーが登場。
おや、一塁側と三塁側の外野には、自転車が置いてある。

B・Bがおもむろに自転車に乗っていき、阪神タイガースの女の子のマスコットである、ラッキーちゃんに何か話しかけていった。
B・Bはナンパしようとしていたのかな?トラッキーが怒り出し、何やら火花が散りそうなムードに。
そこで、B・Bとトラッキーが自転車対決をすることに。自転車で競争をして、勝った方がラッキーちゃんのチューを貰えるガチンコ勝負をするのだという。
プロ野球のマスコットはあの姿のまま宙返りができたりして、身体能力は並外れているものがある。自転車も器用に乗りこなせていたし、これは面白い勝負になりそうだ。


勝負は、僅差で競ったものになった!最後、ギリギリでB・Bが勝った模様!
これでB・Bはラッキーちゃんのチューが得られることに。しかし、場内DJがカウントダウンをし、いざチューをしたのはトラッキー(♂)だった!
しかもトラッキーはB・Bを押し倒してしまって、身動きを取らせないほど。家族連れも多いのになんて破廉恥な!(笑)
場内DJは「仲良くしなさい」とツッコミを入れていたが、これは面白かったなぁ。まぁほどほどに仲良くするでしょう。同じネコ科なんだから。

いよいよプレイボール。始球式には、橋本聖子議員が登場。
今日はふじのくに・しずおかナイターと称して、富士山静岡空港のアピール広告や、牧之原市を案内する冊子が入場時に配布されていたりしていた。
静岡国体で見た、富士山をかたどったマスコットも見える。橋本聖子議員も関係しているのかな。
始球式は、元スポーツ選手だけあってバウンドしたり山なりになることなく、無事ストライク。
さぁ、これから熱戦開始だ。


今日の先発投手は、ダルビッシュ有。3回表まで見た感じでは、フォアボール一つを除いては凡退にしとめる、まずまずのピッチング。
しばしばキャッチャーがボールを後逸するのが気になる。エースとて、ほころびがあれば攻略されるのではないかと不安になってくる。
その不安は、打撃が和らげてくれた。3回裏に2順目の森本稀哲二塁打を打ったのを皮切りに、田中賢介タイムリーヒットで先制、さらに続く稲葉篤紀が2ランホームラン!3−0。
いやぁ、稲葉ジャンプって本当に揺れるんだなぁと思っていた矢先にホームランが見られるなんて(*´∀`)。
札幌ドームでのジャンプ応援は、コンサドーレ札幌最初の公式戦の時に横浜F・マリノスの応援でやったけど、揺れを感じるまではなかったなぁ。まぁ、それはアウェイだからか(^-^;。
ホームの大観衆が飛び跳ねると、一体感があっていいね。コンサドーレ札幌も満員時は揺れていたんだろうなぁ。


4回表には、鳥谷敬のソロホームランで1点を返されるが、4回裏にはまたも森本稀哲のヒットから追加点を重ね、7−1に。阪神の先発投手を引きずりおろした。
これで今日の試合は安心して見られそうだ( ´∀`)。ダルビッシュが1失点に抑え、阪神の打者は次々と凡退していく。


6回表終了後、マスコットのB・Bが3塁側(ファイターズ側)スタンドへTシャツバズーカを放ってきてくれた。
これに阪神タイガースマスコットのトラッキー&ラッキーも手伝ってくれるが、トラッキーはいきなりバズーカをB・Bに向けて笑いを取るサービスも見せてくれたり。B・Bもとっさに両手を上げて、いいリアクションしてくれたなぁ。
良い子はバズーカを人やクマやトラに向けちゃダメだぞ。バズーカを持っている良い子はあまりいないと思うけど。


7回裏には阪神のタイムリーエラーから、さらに追加点を奪って8−1。
もう阪神ファンは諦めて、すすきので飲んで気持ちを紛らわす方向へ向かっているのかなぁ。
いや、阪神の攻撃になれば、阪神ファンは応援を緩めず逆転を信じている様子。8回表もダルビッシュ三者凡退で仕留め、もう北海道日本ハムファイターズの10連勝が濃厚になってきた。


9回表、これで7点を取られない限りは、9回裏を行うことなく試合は終了する。
9回表から、ダルビッシュを下げて須永英輝が登場。余裕の若手起用だったが、これが思わぬ展開へ…。


最初の打者こそセカンドゴロでワンアウトを奪ったが、以降は次々と出塁され、ストライクが入らなくなる。
そして、満塁という最悪の事態に一番対戦したくない、金本知憲が登場!
ノーストライク、スリーボールとした次の投球、打たれた!ボールはライトスタンドに吸い込まれ、なんと満塁ホームランを決められてしまった。8−5。
さすがにこうなっては、投手交代せざるを得なかった。須永英輝を下げ、江尻慎太郎がマウンドに上がる。江尻なら、経験もあるしピシャリと抑えてくれるだろう…。


ところが、江尻慎太郎もストライクが決まらない。ランナーを2人だしたところで、やむなく江尻慎太郎も下げることに。
とうとう、ヒルマン監督切り札を出した。MICHEALこと、押さえの切り札であるマイケル中村が登場。MICHEALなら抑えてくれるだろう。そう思ったが…。


MICHEALはランナー2人を抱えて、4番打者シーツとの対戦。ホームランを打たれでもすれば、同点に追いつかれてしまう。
なんと、MICHEALも憑き物があるかのようにストライクが入らない!シーツをフォアボールで出塁させてしまい、再び満塁に。
ここで阪神タイガースも切り札であろう、濱中治を代打に出してきた!ホームランなら阪神の大逆転、そうでなくても、打たれれば万事休すである。
サイコロの旅だったら、余裕で帰れそうな日曜の夜に深夜バスの目を出して、月曜日の朝に千歳へ飛ぶか、博多へ行くかの選択を迫られているようなものか。


最後の運命の選択とも言える、MICHEAL濱中治の対決はファールフライになり、MICHEALに軍配。
最後の打者である関本健太郎をセカンドゴロにし、ゲームセット。最後に冷や汗かかせるなよ…( ;´Д`)。

北海道日本ハム、これで10連勝。どうにかコンサドーレ札幌6連勝に続き、ファイターズも連勝を10に伸ばして、今日のはしご観戦を満喫させてくれた。
しかし最後、サイコロの旅ばりに冷や汗をかかせてくれるのが、ある意味北海道らしい展開だったかも。
ヒーローインタビューは、8回1失点のダルビッシュ有。最終回の失点で、むしろハクが付いた格好かも。
それと、今日は森本稀哲のヒットと2盗塁も良かった。SHINJOの後を継ぐ、貴重な1番打者として役割を果たしていたね。

さて、まだ夕食も食べていなかったし、ラーメンを食べに行った。
某有名ラーメン店なのだが、自分以外にも札幌ドーム帰りという客で列ができる。
中には関西弁も聞こえたあたり、阪神ファンなんだろうなぁ。いや、京都サンガサポーターだったりしたかも。


★きょうの歩数…18977歩


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