J1リーグ第7節 名古屋グランパスvs横浜F・マリノス

今日はJ1リーグ第7節、名古屋グランパスvs横浜F・マリノス
瑞穂陸上競技場へ行ってきました。観戦記は書けたら別途。


試合は2−1の逆転負け。
前半はマリノスが主導権を握る。名古屋はマギヌン玉田圭司が欠場し、明らかに飛車角落ち状態。
前半42分に裏へ抜けた坂田大輔が、左45度の深い位置から決め、先制点を得る。0−1。


後半、なかなかペースを作れないストイコビッチ監督がたまりかねて、後半13分に切り札の杉本恵太を入れる。
早い段階で出したほうが、疲れの見えた頃に投入されるよりも杉本のスピードに対処しやすくなる。
ここまでは、理想的な流れだった。


次第に、右サイドの丁東浩ジョン・ドンホ)の動きが悪くなる。
こちらの深い位置でボールを奪っても危険なパスを出すし、センターバック金根煥キム・クナン)が度々右サイドのカバーに入る。
そして、その右サイドを名古屋はどんどん突いてくる。
後半26分、コーナーキックから吉田麻也に決められ、同点ゴールを許してしまう。1−1。
失点後に丁東浩を下げ、小宮山尊信を右サイドへ入れるが遅きに逸した感は否めない。


後半36分、自陣ゴールライン近くの競り合いでボールがこぼれ、コーナーキックの判定。
最後に触ったのは名古屋の選手だったかも知れないが、小宮山が足を高く上げてあわやデンジャラスプレイというようにも見えた。
この判定に、マイボールじゃないかと松田直樹が審判に詰め寄る。こうして冷静さを欠く松田直樹を見るのはいつ以来だろうか。


怒りは収まっていなかったらしく、直樹は小宮山が競っていたのと同じ位置で相手選手へ足の裏を見せる危険なタックルをする。
もちろんイエローカード出て、名古屋の直接フリーキック
この直接フリーキックを小川佳純が直接決めて逆転。2−1。瑞穂陸上競技場が沸き返る。


ハーフナー・マイク水沼宏太を入れるが、最終ラインでボールを持っても出す場所に迷ってもたつく。
結局失った試合はどうすることもできず、このまま試合終了。ツッコミどころが多すぎて言葉もないし、怒る気にもなれない。


木村浩吉監督の采配では、柏レイソル戦でうかつな選手交代をしたがために勝利を逃した。
今回は交代をしなかったため、疲れていたのか判断力の落ちた右サイドを突かれて同点にされた。
松田直樹は、そんな監督の拙い采配にイライラしたのかもしれない。だが、自ら墓穴を掘ってしまうのでは、監督のせいだけにはできない。


試合終了後、マツは選手の輪とは少し外れてスタンドの前へ。本人は自分の愚行に自覚しているのだろうが、あれではかばい切れるものではない。
もう、浩吉監督には辞めてもらうしかないのかねぇ。このゴールデンウィーク5連戦を黒星スタートしたが、5連敗となれば落ちるところまで落ちて、辞任するしかないだろう。更迭は3年契約の違約金が高くつくから、ありえない。


親会社の日産自動車が厳しい状況にあって勝たなければいけない中、このメンバーでまともな試合ができるとはとても思えない。監督も含めて。
せっかく石井肇さんもいることだし、四の五の言わず補強をすべき。降格したら本当に上がれなくなるし、最悪消滅しかねないよ。
木村浩吉監督は選手の人望も厚いし、去年は兵藤慎剛狩野健太を一人前に育て上げて残留した。それには感謝するが、温情で取り返しの付かないことにはできないし、このままでは本当にJ2に落ちてしまう。


瑞穂運動場西駅から名古屋駅までの地下鉄車内、いろいろ考えた。
まずは惚れたクラブだからとことん応援はしていくが、もっともっと危機感を出していくとか、何らかの対応をしないといけないだろう。


名古屋駅に着いたら、18時50分。ぷらっとこだまは19時28分に出るので、急いできしめんを食べて、お土産を買ってこだまに乗車。
きしめんはあまり味がなかったな。去年の讃岐うどんは生涯トップクラスじゃないかってほど美味しかったのにね。
まだ勝利は見てないし、春らしいサッカー観戦日和も一度も味わっていない。早く春が来ないかねぇ。


★きょうの歩数…20460歩


はてなアンテナに追加する

日本縦断
トリコロールの勇者

↑弊サイトです。