J1リーグ第31節 ヴァンフォーレ甲府vs横浜F・マリノス

今日はJ1リーグ第31節、ヴァンフォーレ甲府vs横浜F・マリノス
山梨中銀スタジアムへ行ってきました。


試合は互いに低調。
マリノスは攻めが今一つ。パスが繋がらず相手ゴールに迫りきれない。
カウンターからピンチを招く。守備では中澤佑二がパス先を探しているところを後ろから奪われ、決定的ピンチもあった。
甲府も、フィニッシュの精度が悪く決め切れていない。


試合が動いたのは後半22分。
パウリーニョの突破を中澤佑二がショルダーチャージで防ぐと、ファウルの判定。
中澤佑二イエローカードが出され、これがリーグ累積4枚目。11月19日の名古屋グランパス戦は出場できなくなる。
これで与えたフリーキックを、ボールがこぼれたところにハーフナー・マイクが詰めて先制される。1−0。


木村和司監督はたまらず動く。小野裕二森谷賢太郎を入れてきた。
佐久間悟監督も、伊東輝悦を投入して試合を締めにかかる。


後半41分、中村俊輔のクロスを大黒将志がヘディングで決めて同点に。1−1。
さらに、後半44はスルーパス崩れをダニエルがゴールキックにしようとするが、そこに小野裕二栗原勇蔵が奪いに行き、ボールはゴールライン手前で残した。
GK荒谷弘樹が捕球に行くが、栗原勇蔵が先にパスを出し、走りこんだ森谷賢太郎無人のゴールへ蹴り込み、ゴール!1−2。
ゴールを決めた森谷にはマリノスの選手たちがたくさん集まりのしかかる。このゴールはチームとしても大きな収穫。


アディショナルタイム4分も乗り切り、試合終了。
リーグ戦では9月10日のアビスパ福岡戦以来、6試合振りの勝利。
同時刻キックオフの他会場で上位3クラブが勝ったため優勝はなくなり、3位以内も絶望的になってしまった。
だが、4位はキープしたい。4位であればJ1リーグ上位3クラブが天皇杯優勝した場合、ACL出場権の天皇杯優勝クラブ枠がJ1リーグ4位に転がり込んでくる。
もちろん、マリノス天皇杯を優勝すれば、それに越したこともないが、上位であれば賞金も大きくなるし。
次節の名古屋グランパス戦で勝って、名古屋を引き摺り下ろせればなおいいが、さすがにそうはいくまい。


敗れたヴァンフォーレ甲府は降格圏の16位脱出ならず。
夕方に15位の浦和レッドダイヤモンズも敗れて勝ち点差は広がらなかったものの、残り3試合がシビアなのは間違いない。
甲府鳥もつ煮が美味しかったので、残留して来年も乗り込みたいのだが…。


あとは、現地で応援してて感じたことが。
マリノスが攻めている時、ゴール裏が黙っている場面が何度かあった。
攻め込んでいる時は押せ押せの応援をするべきなのに、なぜ?
コールリーダーや太鼓の人が動かないのなら、帯の中の人たちが自発的に声を出してほしいが、それもなし。自分が自発的に声を出すも、帯から少し離れた場所では効果が薄かった。
帯の中は、きっと「応援する機械」なんだろうなぁ。旗が振られて試合は見えないのをお構いなしらしいし、見てないから状況も判断できずコールリーダー任せなんじゃないかと感じた。


★きょうの歩数…11204歩


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