Jリーグディビジョン1第30節 FC東京vsコンサドーレ札幌

Jリーグディビジョン1第30節、FC東京vsコンサドーレ札幌


今日は豊田スタジアムまで行く予算を捻出できず、味の素スタジアムでのFC東京vsコンサドーレ札幌を観戦。
豊スタの模様をリアルタイムで見ることは出来なかったが、メールでゴールのお知らせは受信した。玉田圭司が後半42分に先制するも、アディショナルタイム5分、最後のワンプレーで中村俊輔直接フリーキックが決まって引き分けた模様。


さて、話を味の素スタジアムへ戻します。
今日はコンサドーレ札幌のFW榊翔太とDF奈良竜樹がU-19日本代表のため欠場、前節退場になったDF櫛引一紀が出場停止。FC東京は前節退場になった長谷川アーリア・ジャスールが出場停止。


17時になり、試合開始。
序盤から、FC東京にきわどいシュートを打たれる展開。
もっとも、それは昨年に昇格を決めたコンサドーレ札幌だって被シュート数は多かった。
だが、先制されるともろいもの。前半17分にコーナーキックを与えてしまうと、一度跳ね返したところでサポーターが高原コールを止めてしまう。跳ね返したボールを再びセンタリングされ、ファーサイドでフリーになったチャン・ヒョンスに決められて先制される。1−0。
コーナーキックを一度跳ね返して油断したのが失点の原因だろう。そして、それは選手だけじゃなくサポーターにも。
この先制点を与えたことは、サポーターは批判できないぞ。責任を負う義務はないが、共に戦うのなら隙を作ってしまったのは反省しなければならない。


先制されても、コンサドーレの選手は心が折れてはいない。
何度か限られた回数にチャンスを作るが、ゴールには至らず。結果的に相手のポゼッションが高くなり、コンサドーレはチェイシングに回る機会が増える。


後半開始早々、田邉草民に追加点を奪われると、どうにか張り詰めていた緊張の糸が完全に切れてしまう。2−0。
石川直宏のスピードを完全に止められなくなり、立て続けに失点。4−0。
コンサドーレは相手のポゼッションに対してチェイシングしなければならないが、ワントップの大島秀夫では追いきれていない。足の速いタイプではないが、コンサドーレのサポーターにはハードワークを怠っているように見えただろう。
サボっていなくても、敗色濃厚の状態で走ろうとしてもなかなか走りきれない。これはサッカー経験者なら誰もが身をもって味わったことだとは思うが…。


後半36分には途中交代で入ったネマニャ・ヴチチェヴィッチにも決められ、5−0。
コンサドーレは最後まで、選手もサポーターも出せる力は出しただろう。だが、昨年末に劇的勝利した相手に手も足も出ない、これが今の残酷な事実だった。


5−0で大敗し、降格決定後は初の敗戦。これで今季24敗目。
降格最速ワースト記録は更新してしまったが、このままでは最小勝ち点や最多失点、最小得失点差も更新してしまいかねない。
しかし、補強もできず現状でやり切るしかない。昨年末決めて喜んだ昇格の結果が、このザマだ。根気よく応援し続けているサポーターには、本当に恐れ入る。


だが、今日の敗戦はサポーターにも非があったのではないか。
先制点を献上した場面では、セカンドプレーが続いているのにコールを止めて緊張を緩めてしまった。
もちろんサポーターに責任はないが、共に戦う12番目のプレーヤーと自負するなら、これをミスとして悔いなければならない。選手にブーイングが起こったが、サポーターもブーイングされる立場ならされていることを、認識しておいてほしい。


★きょうの歩数…(計測漏れ)


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