第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝 横浜F・マリノスvs柏レイソル

第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会準決勝 横浜F・マリノスvs柏レイソル
国立競技場へ行ってきました。


いつも国立競技場へ行くときは東横線で渋谷まで行き、代々木を経由してJRで行くのだが、今日は六本木経由にした。定期券を併用して、六本木まではお金をかけず乗れるので。六本木から国立競技場駅まではわずか190円。
六本木駅大江戸線の車内でマリノスサポーターを多数見かけた。
国立競技場へ着けばホーム側ゴール裏は長い待機列ができていて、アウェイ側まで伸びそうな勢い。この試合の重要さをみんな理解しているようだ。


入場して、まずは無料でもらえる天皇杯のオリジナルタオルマフラーをゲット。
今回の大会スポンサーになったmobcastのモバイルゲームに登録して、そのIDを見せると貰えるもの。新規登録して、タオルマフラーをもらうことができた。


2時間早く試合開始した、同じ準決勝のガンバ大阪vs鹿島アントラーズ遠藤保仁のゴールでガンバ大阪が決勝進出した。
J2降格が決まったガンバ大阪だが、ここにきてJリーグ最強の攻撃力を保ちつつ失点も減っている。勝てば強敵が待っているのは間違いない。


今回、柏レイソルは3人の選手が出場停止。レアンドロ・ドミンゲス橋本和茨田陽生が出られない。ユースが本大会に参戦したこともあって2種登録もベンチ入りできず、7人登録できるサブメンバーが6人しかいない。
この状態の相手には何としても勝っておきたい。


ホーム側からは西日がまぶしく、コイントスで勝ったマリノスが日を背にするエンドを選択。
試合は、なかなかマリノスがペースを握れない展開。
柏レイソルは前述の通りメンバー落ちの状況もあってか、割り切ったサッカーをしてきた。中盤を省略し、ボディコンタクトではラフプレーが多くなる。
もっと向こうが理想とするサッカーをしようとしてくれれば、こちらも勝ち進んできたような内容で戦えたのかもしれないが。


前半23分、中央で味方DF同士交錯している隙にクロスを入れられ、ギリギリで跳ね返すも、最後は工藤壮人に決められて先制される。0−1。
主導権を握り返せれば良かったのだが、なかなかそうはならない。前半終了間際には相手ペナルティエリア内で柏の選手の手にボールが当たってカットされたが、ハンドリングの判定は無し。
ハンドは手に当たったらすべからく反則ではなく、故意に手で操作したら反則となる。それでも当たった側に有利な結果になれば反則を取るのが一般的だが、今日の審判は取らなかった。故意ではないからノーファールと判断したか、見えていなかったか。
問題は、これにイライラして目的を忘れてはいけないこと。覆らない判定を諦めて気持ちを切り替えないといけない。


後半になると、まぶしかった西日は沈みきった。応援も帽子を脱いでできるようになる。
後半頭から、マルキーニョスを投入。中盤を省略されては、狩野健太もここ2試合のように機能しきれないのかもしれない。
後半途中には齋藤学谷口博之も入れるが決定的チャンスはなかなか作れない。
中村俊輔フリーキックコーナーキックはGK菅野孝憲へ直接収まることが多い。


後半アディショナルタイムには柏ゴールへ迫る決定的チャンスがあったが、これも決めきれず試合終了。
またしても横浜F・マリノスは決勝進出を決めることが出来ず、20年振りの元日決勝は果たせなかった。



繰り返しの記述になるが、柏レイソルは割り切ったサッカーをしてきた。
これは苦し紛れの戦術ではなく、ネルシーニョ監督の狙い通りだったのかもしれない。ラフプレーや中盤を省略した相手に勝てないようでは、ACLで勝ち抜くのは無理。別にACLがあるから天皇杯を獲るんじゃないが、その勝ちきれない弱さがあったから、天皇杯を掲げる権利を得られなかったということ。
まずはポストプレイヤー獲ろう。DFの金根煥キム・クナン)じゃなくて、本職がFWの選手で。
それ以外にも、もっとチームを充実させて、優勝を狙いましょう。


負けたけど、今回も決勝戦は行くぞ。
この悔しさをバネに、来季臨むのが大事だと思うからね。


★きょうの歩数…16749歩


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