あれから10年

ちょうど10年前、2003年11月29日は横浜F・マリノスが奇跡の優勝決定を決めた日。
前半で榎本哲也がグラウ(相手選手)を張り倒して退場になったり、後半アディショナルタイム久保竜彦の粘りのヘディングが決まったり、埼玉で鹿島が追いつかれて引き分けて、一気にマリノスの優勝が決まったあの日から、もう10年が経った。
あの日は自分はスタジアムへは行けず、ラジオと携帯で経過を追っていた。チャンピオンシップになれば優勝の瞬間に立ち会えただろうが、それよりも優勝が決まるなら決まって欲しかった。それが決まってくれたので、現場で見れない残念さよりも決まってくれた嬉しさが優ったのを覚えている。


明日は勝てば優勝する。足を運んで応援しに行く。
ただ、まだ何も決まっちゃいない。アルビレックス新潟は後半の成績がいいらしいし、サッカーは必ず勝つ試合なんてそうそうない。
優勝が決まるか決まらないか、そんなのは分からない。だが、たぐり寄せて決めることはできると思う。
そのために、いつものように応援して、勝って決めたい。
優勝決定の期待からかチケットの売れ行きがいいし、ここで決めてたくさんの人と喜びを共有したい。
3年前、同じ場所の日産スタジアム松田直樹が「サッカーって最高なんだ、それを伝えたい」と言って現役続行し、松本へ行った。一昨年に志半ばで他界してしまったが、彼はきっと喜びを共有できる良さを広めたかったし、もっと味わいたかったんだと思う。
その遺志を継ぐなんて言ったら大げさかもしれないけど、試合に一喜一憂できる喜びをもっと知ってもらうためにも、明日は絶対に勝ちたい。


★きょうの歩数…10453歩


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