Jリーグディビジョン2第3節 湘南ベルマーレvsコンサドーレ札幌

Jリーグディビジョン2第3節、湘南ベルマーレvsコンサドーレ札幌
Shonan BMWスタジアム平塚へ行ってきました。


今日はアウェイゴール裏立ち見で観戦。間近でコンサドーレのサポーターを見つつ観戦し、チケット代をケチりたかったので。
マリノスだったらゴール裏は埋め尽くされたが、さすがに地理的状況から今日のビジター立ち見は余裕がある。端っこで見させてもらいました。


16時に試合開始。
コンサドーレ札幌がいきなりコーナーキックから上原慎也のヘディングで脅威を見せるも、試合は湘南ベルマーレが主導権を握る。
コンサドーレはボールを奪って反撃を試みるも、河合竜二がパスの出し先に困ってボールを奪われたり。
批判の槍玉にされてしまうんだろうが、パスを出せないのは周囲の動き出しにも問題がある。河合含め、そこがチームとしてできていないのが問題に見えた。


前半39分、サイドを破られ、ウェリントンのヘディングが決まって先制される。1−0。
結構距離のあるヘディングシュートだったが、見事に対角線に決めてきた。
決めたウェリントン、バク宙を見せて身体能力の高さをうかがわせる。湘南ベルマーレのJ1昇格立役者になりそうだ。


後半も湘南ベルマーレが主導権を握る。
後半19分には遠藤航のクロスがゴールに向かってしまい、GK金山隼樹がかき出したボールを拾われ、最後はゴール前で待っていた大槻周平が泥臭くゴールイン。ネットは揺らさせなかったが、ボールはゴールラインを割られてしまった。
そもそも、これは大槻周平オフサイドになるはずの位置にいた。しかし、主審がゴールを認めればゴールイン。そこにボールを運んで、誤審を誘発した湘南の勝ちなのだ。執拗にオフサイドを叫ぶコンササポがいたが、今は切り替えて応援するべき。ここまで来れないサポーターの気持ちも考えてほしい。


2点差になってようやく目が覚めたか、多少遠目でもシュートやラストパスの意識がやっと出てきたように見える。
しかし、ゴールは奪えず試合終了。
湘南ベルマーレが開幕3連勝を果たし、コンサドーレ札幌は今季初黒星。


試合内容で、完全に力負け。湘南ベルマーレがあらゆる面で上回っていた。
湘南はこの後、岐阜、松本とアウェイが続く。この木曽路ロードを制したら、このまま一気にJ2優勝へ突っ走れそうだ。
そもそも、レギュレーションの関係でワースト3になったから降格したが、もし入れ替え戦があったら徳島や京都に勝っていてもおかしくないチーム。ぜひ1年でのJ1リーグ復帰を決めてほしいと思う。


敗れたコンサドーレ札幌は、まだチームとして未完成という印象。
失点はいずれも、サイドからによるもの。そこも修正点になりそうだし、ボールを奪っても攻撃の流れがうまくいっていないのが最大の問題点だったように思える。
6月から小野伸二が加入すれば中盤の起点はできるのだろうが、それを待っているわけにはいかない。若い選手の活躍・成長が期待される。


若い選手の成長は、失敗を恐れず積極的にトライすることなのだが、サポーターが失敗を見るたび溜息ついたり、「何やってんだー」って叫んだりしては、足を引っ張ることになる。
コンササポのコールリーダーの人が、もっと応援を良くしていかないとって言っていたけど、そこなんじゃないのかな。
何やってんだって思うなら、どうすればいいのかを叫んではどうかな。否定ばかりじゃなくてさ。


そうそう、アルビレックス新潟から湘南ベルマーレ期限付き移籍している藤田征也コンサドーレのサポーターの前に挨拶に行っていて、拍手を受けていた。
湘南ベルマーレ古林将太が負傷で長期離脱したため、急きょ新潟から藤田征也を補強。藤田征也コンサドーレ札幌に下部組織から所属していたため、古巣対決になった。藤田征也にとって、この試合への思いは強かったのかもしれない。


★きょうの歩数…6537歩


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