明治安田生命J1リーグ第23節 川崎フロンターレ-北海道コンサドーレ札幌

明治安田生命J1リーグ第23節、川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌
等々力陸上競技場へ行ってきました。

今回はビジター指定席。実は前節の札幌ドーム観戦後、札幌駅のコンビニでこの試合のチケット購入を試みたが、ビジター自由席が完売していた。
ビジター自由席の2階席で見ようと思っていたが、もうCNプレイガイドにビジター指定席が残っているのみだったし、コンサドーレのサポーターを押しのけてまで自由席を取るわけにもいかないし。
しかし、実際スタジアムに来てみると緩衝帯は完全にバックスタンドまで行かず。最初からいい勢いで売れないと、狭められてしまうんだなと思ったり。

17時に開門し入場すると、大きな雷鳴と大雨がスタジアムを襲う。
場内アナウンスで、屋根の下に避難してくださいと言われたり。

しばらくして雨は小降りになるが、試合開始にはまた大雨になったり。


試合は前半13分に動く。
川崎Fの縦の浮き球パスが抜けだした家長明博に通り、GKク・ソンユンが弾くも中村憲剛が詰めてゴール。
バックスタンドに向けて、例のサンシャイン池崎パフォーマンスも出た。

早い時間で失点は、札幌にとってきつい。
その後も川崎Fに支配されるが、前半の途中から札幌も攻める時間帯を得られるようになる。
フィニッシュまであと一つ通れば、という組み立てはできている。しかし、この雨で簡単にキャッチできなさそうなGKを見て、もっと緩くてもいいからシュートを狙いたいところでもある。

後半も札幌がある程度攻めはできているが、シュートレンジが遠い。荒野拓馬がミドルを狙うも、ブロックに遭う。
攻めの内容も、ジェイがサイドに開いてしまったり、都倉賢が存在感を出せていなかったり、川崎Fがきっちり守れているような気もした。


そして、後半30分には途中交代で入った登里享平にサイドを深くえぐられ、ニアに走りこんだ小林悠が決めて追加点。

これまで何度か川崎Fが決定機を外してくれていたが、さすがに何度も打たれれば決まる。
札幌は敗色濃厚になったが、諦めるなよ!


諦めるものじゃないと実感するのが、後半35分。
ヘイスが相手のクリアを弾くとディフェンスラインの裏に抜け出し、上がったGKチョン・ソンリョンが足を滑らせ転倒。
がら空きになったゴールに、ヘイスは難なく転がしゴール。

これで、川崎Fも危機感を持つ。残り時間が少なくなると、コーナーフラッグ付近で時間稼ぎ。
面白い内容のサッカーにこだわる川崎Fも、結果に徹することがあるんだなと確認。4日後にACLも控えているし、日ごろの言葉と矛盾はあるが、正しい判断だと思う。
札幌はどうにかボールを奪い、セットプレーを得れば身長195cmのGKク・ソンユンも攻撃参加して捨て身の反撃に出るが、実らず。
2−1で試合は終了し、札幌の今季アウェイ初勝利はならなかった。

この結果、川崎フロンターレは勝ち点を45まで積み上げる。暫定で横浜F・マリノスを抜き、3位に浮上。
これで、マリノスは明日のヴィッセル神戸戦の重要度が増した。


北海道コンサドーレ札幌は勝ち点20のまま。大宮アルディージャが敗れたため順位は15位を維持できているが、17位のサンフレッチェ広島が勝ったので、そろそろ勝たないと危ない位置でもある。
次節は札幌厚別公園競技場でのベガルタ仙台戦。リーグ戦では今季初の厚別開催。(函館開催を目指していたんじゃないかな、この試合…)
そこできっちり勝ちたいところだが、仙台も一筋縄ではいかないだろう。でも、札幌はやるしかないぞ。


それにしても、今回の雨がひどすぎた。
メインスタンドは屋根が真上にあるものの、少しでも風があれば濡れる結果に。
自分は家が近いから大丈夫だが、北海道から来た人たちは大変だっただろう。風邪を引かないように気を付けてほしいな。


★きょうの歩数…9855歩


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