明治安田生命J1リーグ第27節 ヴァンフォーレ甲府-横浜F・マリノス

明治安田生命J1リーグ第27節、ヴァンフォーレ甲府vs横浜F・マリノス
山梨中銀スタジアムへ行ってきました。


開門する頃に到着したが、既にビジター自由席は長蛇の列。今回はビジター自由席が完売したらしい。
入場大気列は、隣接する球技場をぐるっと回って中銀スタのバックスタンドまで伸びるほど。
列に並んでいると、なぜか球技場付近の日陰に雪が積もっていたり。この時期、北海道ですら雪は見ないのに。

18時になり、試合開始。

試合は前半11分に動く。
リンスのペナルティアーク付近からのシュートがポストに当たり、GK飯倉大樹が横っ飛びしてがら空きになったゴール前にいた、ドゥドゥのところへこぼれてしまった。
ドゥドゥはゴールに押し込むだけ。金井貢史がカバーに入るも間に合わず。

前半16分には、アクシデント。
金井貢史が負傷し、松原健と交代。早い段階で交代枠を一つ使ってしまう。


前半のマリノスにいいところはなし。
ボールを持って攻めても、サイドからのクロスボールは跳ね返されるばかり。中央に相手の人数が揃っていれば、単純なサイド攻撃では厳しい。

後半4分、最終ラインでミロシュ・デゲネクのパスが扇原貴宏と合わず、ドゥドゥにカットされる。
カットしたドゥドゥはキーパーとの1対1を無難に決め、追加点を決められる。

この失点を受けて、ミロシュ・デゲネクパク・ジョンスと交代させられてしまう。前半に1枚イエローカードを貰っているし。
これは当面、スタメン落ちになるのだろう。屈辱的な交代になるが、ここから学び、汚名返上を見せてもらいたい。
そして、パク・ジョンスにとっては大チャンス。ここで活躍して、実力のあるところをアピールしてほしい。


後半13分には、マルティノスの速いクロスボールにウーゴ・ヴィエイラがニアへ飛び込み、胸で合わせてゴール。
3日前のように、2点差を逆転するための1点目を決めることができた。


後半27分、またもアクシデント。
齋藤学が負傷し、一度は再びプレーするが、やはり無理だったようでイッペイ・シノヅカと交代。
大事に至らなければいいが…。


後半36分にはドゥドゥが抜けだし、飛び出したGK飯倉大樹が倒してしまい、ペナルティキックを献上。
周囲は誤審だろうと言うが、少なくとも遠目から見た自分には、飯倉大樹がボールを外されたところで倒してしまったように見えた。
このPKをリンスが決め、3−1に。このまま負ければ、仕上げのリンスとか言われてしまうぞ。


後半アディショナルタイム、セットプレーの混戦からなんとか1点を返す。
ゴール直後には気づけなかったが、決めたのは新加入選手のイッペイ・シノヅカ


試合は3−2で試合終了。
16位と降格圏に落ちたヴァンフォーレ甲府相手だったが、悔しい敗戦になった。


今日の主審は家本政明氏。
過去に誤審だとかカード乱発だとかあったらしいが、問題はそこではない。
実際誤審もあったのだろうが、そういう色眼鏡で見るから、どちらともとれるジャッジがすべて誤審に見えてしまう典型でみんなブーブー言っていたと思う。
誤審のせいで負けたと考えるのは、弱い人間が主審をスケープゴートにして楽になりたいだけに思えてしまう。
実際、今日の敗因は交代枠をどう使ったかで見えてくるはず。金井貢史齋藤学の負傷、ミロシュ・デゲネクの不振で、すべて残念な使い方をしなければいけなかった。

今日の試合で悪かった部分が出たし、ビハインドから2ゴール奪えた良い面も出たし、それを整理してチームの成長につなげていってほしい。


勝ったヴァンフォーレ甲府は、16位のまま降格圏脱出ならずも、勝ち点を24に積み上げた。
15位で勝ち点26のサンフレッチェ広島、14位で勝ち点27の北海道コンサドーレ札幌を追い越すために、いい足がかりの勝利だったと思う。
その広島と札幌は次節直接対決。17位の大宮アルディージャと13位の清水エスパルスも、次節直接対決になる。
甲府は、次節は柏レイソルとの対戦。柏は3位で上位だが、そこから勝ち点を得るような結果があれば、きっと残留するのだろう。


シャトルバスで甲府駅まで戻り、もう一度ケータイ国盗り合戦の夏の陣スポットを盗ってきてから、21:36発の最終電車で帰宅。
横浜線の成瀬〜長津田間で本日が終了。


★きょうの歩数…21528歩


はてなアンテナに追加する

日本縦断
トリコロールの勇者

↑弊サイトです。