天皇杯1回戦!

天皇杯が始まった。
今日は1回戦、J1は3回戦からのシードなのでまだ登場せず。
J2は1回戦から登場。
今回は、テレビで沖縄かりゆしFCvsホンダFCを見た。

場所は沖縄。
もう12月だというのに、選手はみんな半袖という気候。
まさか、選手みんなが仙台の4番や柏の3番みたいな人ではあるまい。
それだけ暑いんだろうな。絶対に住みたくないな。

さすがに、こういう試合だと知らない選手が多い。
知っているのは、沖縄かりゆしFCの瀬沼正和(元東京V、神戸)、関貴史(元東京V)、去年エジムンドマルキーニョスの前に36番、33番を背負った人くらい。
ホンダFCに関しては、残念ながら誰一人知らない。
ただ、MFの宇留野って名前は、どこかで聞き覚えがある気がするんだけどなぁ。

試合は、前半からかりゆしがペースを掴む。
うーん、かりゆしはJFL昇格を逃したチーム、ホンダはそのJFLで優勝したチームと考えると、かりゆしは格下になるのだが。
そして、沖縄かりゆしが先制。フリーキックを4番の選手が頭で決め、JFL王者を圧倒してみせた。

前半は1−0で終了。
後半も、かりゆしが攻める。あとわずかにゴールが決まらず、決めるところで決めないと流れはホンダに傾いてくる。
コーナーキックから、ホンダの選手がダイビングヘッドでゴールを決め1点を返すと、さらに逆転のゴールも決まる。
流れは完全にホンダのものになったかに思えた数分後、かりゆしの10番の選手がアウトフロント回転のミドルシュートを決めて2−2の同点に。
ゴールが決まると、かりゆしの選手はユニホームをめくり、中のシャツに書かれた文字をアピールした。
「ラモス魂」「ラモスありがとう」など、最近解任されたラモス瑠偉テクニカルディレクターに対する感謝の文字だと思われる。

試合は2−2のまま、Vゴール方式の延長戦へ。
さすがに、ここまで来て格の差が出たか、かりゆしは運動量が落ちていた。
結局は、ホンダのVゴール勝ち。
沖縄かりゆしFCは、今年も昨年同様に1回戦で敗退。
来季こそは再度九州リーグ制覇し、今度こそJFL昇格を成し遂げてほしいな。

続いて、韮崎アストロスvs浜松大学もテレビ観戦。
このブロックは、3回戦に勝ち進むと三ツ沢で横浜F・マリノスと対戦することになる。
浜松大学の監督は、元日本代表で清水エスパルスFWだった長谷川健太氏。
なんでも、東海地方の大学リーグ3部だった浜松大学を、今年1部で優勝に導いたらしい。
順当に見れば、マリノスの対戦相手は駒沢大学が濃厚というところなのだが、もしかすると浜松大学旋風でこっちが3回戦進出を果たすかも知れない。

韮崎は白のユニホーム、浜松大学は緑のユニホームで試合開始。
韮崎の10番の小泉は、元ヴァンフォーレ甲府で、さらに韮崎高校で中田英寿と同期だったらしい。
その小泉を中心に韮崎はゲームメイクしようとするが、試合のペースは浜松大が握った。

浜松大の11番、萩田がシュート!
左足で放たれたシュートは、ゴールバーを下から叩いてゴールへ。
浜松大が先制。
さらに、その萩田が今度は右サイドの深いところから、ゴールを背にしてループシュート
いや、クロスを狙ったのかも知れないが、ボールは相手ゴールの中へ。
ゴールが見えていなくてもゴールの位置を把握しているという、解説の小島伸幸氏をうならせた見事なゴール。
これには、長谷川監督も笑顔。

後半も浜松大学が主導権を握る。
何度も萩田がDFのウラへ抜け、1対1。
2度はそういうシーンがあったものの、惜しくもハットトリックはならなかった。

試合終了。0−2で浜松大学が2回戦へ駒を進めた。
これは、次の横浜F・マリノス挑戦権をかけた駒沢大学vs浜松大学が楽しみだ。しかも、場所は大学サッカーの聖地西が丘。
駒沢大学は、順当に1回戦で各務原高校を下したようだ。
駒沢も強いからなぁ。去年は天皇杯で磐田と2−2の延長戦に持ちこんだし。(結局は磐田のVゴール勝ちだったが)

他会場の結果を見ると、なんとモンテディオ山形が群馬FCホリコシに敗戦。
鹿島アントラーズの3回戦の相手はJ2ではなくなった。
この群馬FCホリコシは、多分去年の群馬FCフォルトナと同じチームだろう。
元横浜F・マリノス蔵川洋平は頑張っているのかな?
他のJ2勢は順当勝ち。新潟が4回戦まで上がりそうで怖い。

★きょうの歩数…803歩


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