１５時から、NHK衛星第１でジュビロ磐田vsアルビレックス新潟を観戦。
やっぱり震災の影響があるな。地震には負けねぇぞといった横断幕があるし、あきらかにアルビサポにしては人数が少ない。
今回の震災で応援ツアーが中止になったし、交通だって不自由しているだろうし、何より自分の家や親戚の安否、職場が大丈夫かなどで、来れなかった人たちはきっと、サッカーどころではないのだろう。
選手も困惑しただろうな。きっと前日に磐田入りしているので、行きに問題はなかったと思う。ただ、家族が新潟にいれば、安否が懸念される。
それと、この試合後の帰りの足。上越新幹線は復旧の目処が立たないし、もしかしたら名古屋から飛行機で帰るのかもしれないな。
そんな中始まった試合は、まず磐田が先制。１−０。折り返しを藤田俊哉が決めた。
さらに、太田吉彰が強烈なライナーを叩き込んで２−０！あれはすげぇ。
後半には、ドリブルで抜け出した河村崇大が決めて３−０。
もはやアルビレックスは配色濃厚だが、このまま終われないだろう。
前半からそうだが、新潟はファビーニョの飛び出しがいい。
いや、オゼアス、エジミウソン、鈴木慎吾も含めた攻撃が実っているというべきか。かなり磐田はてこずっている。
グラウが一発退場して以降は、新潟に決定的チャンスができてきた。
後半42分、右からのクロスにオゼアスが高い打点のヘッド！これが決まって３−１！
オゼアスは喜びを味わうこともなく、懸命にボールをセンタースポットへ。
こういうひたむきさは、震災でダメージを受けた新潟の人へ勇気付けるメッセージになるのかもしれない。
この試合、得点者には鹿児島県産黒豚3kgがもらえるらしいが、それも被災者へささげるのかも知れない。
試合終了。３−１で磐田の勝利。
新潟は勝ちたかっただろうな。次のホームの柏レイソル戦が実施できるのなら、そこで勝利して被災者へ勇気付けてやってほしいところ。
★きょうの歩数…２５９３歩
