前途多難な第一歩

yokohamarosa2005-02-09

今日は埼玉スタジアム2002でW杯アジア最終予選、日本vs北朝鮮
チケットは取れなかったが、国立競技場でのパブリックビューイングに行ってきた。


17時過ぎ、国立競技場に到着。当日券を買い、入場。
思っていたよりもスタンドは人が多くないな。

まぁ平日だしな。それと、パブリックビューイングだから行く意味が薄いとか、騒ぎたいだけのニワカ者が多そうで行きたくない、というのが多いのかもな。
ただ、間接的ではあっても、この場を盛り上げて選手に伝われば、力になるのは間違いない。伝わるのは試合後であろうが、今後の戦いへ向けて全力で応援していかないといけないぞ。

メインスタンドは工事中。ゼロックススーパーカップ横浜国際総合競技場なのはこのためか。
これを機に、これからはJリーグチャンピオンのホームにしたらいいかもしれない。
ガンバ大阪とか、離れたところは不遇だろうに。ナビスコ天皇杯の決勝が東京だなんてと、不公平に思っているはず。


おいおい、まだ試合開始まで2時間もあるのに騒いでる奴いるぞ。
しかも大久保嘉人のサポソンとか歌ってるしな。いきなりザスパ草津のサポソン歌ったら俺からの高感度は急上昇するけど(笑)。
とりあえず、プログラムを購入。パブリックビューイングのプログラムではなく、このアジア最終予選のもの。きっと同じのが埼玉スタジアム2002でも売られているはずだ。


18時過ぎ、なんと野々村芳和さんが登場!今はコンサドーレ札幌の職員だから、はるばる札幌から来てくれたのか!嬉しいなぁ(*´∀`)。
その後、北澤豪氏も現れ、この試合の見所などを話してくれる。しかし、スタンドのバカ騒ぎ連中はまるで聞いちゃいねぇ。ののさんとキーちゃんには同情するなぁ。


18時半あたりから、スーパーJチャンネルの中継で国立の模様が映し出されるという。
そこで、中継されるときに国立の大画面でスーパーJチャンネルの映像を流すので、ニッポンコールをしてくださいと。
ああ、いわゆるヤラセですね。
コンサドーレ札幌が2000年、平塚でJ1昇格を決めたときに取材の人が盛り上がる映像を取ろうとしてコールをそそのかし、始まったコールがヤ・ラ・セ!ヤ・ラ・セ!と見事に打ち返してくれたことがあった。(ちなみに野々村芳和はその時のコンサドーレ札幌の選手だったり)
しかしまぁ、騒ぎたいだけのアホな連中が多いんだろうなぁ。みんな何の疑いもなく、小宮悦子が映ったところからニッポンコールで盛り上がってる(;´∀`)。

時刻は19時を回る。もうNHK衛星第1では中継が始まっているし、テレビ朝日もこの時刻から中継が始まっているはず。しかし、国立の画面には埼スタの中継が流れない。
ここで、ゲストの河口恭吾が登場。「僕がそばにいるよ〜」という歌(タイトル知らん)を歌い、ミニライブが。
おいおい、さっさと終わらせて中継を流してくれよな。あんた目当てで来てんじゃないんだ。騒ぎたいだけの連中にはいい演出なのかも知れないが。


19時20分ごろになり、やっとテレビ朝日の中継が映し出された。遅いよ!
これだったら、家でテレビで見ていたほうが50分早く見られた訳じゃん。
あくまで応援のためにわざわざお金を払って来ているのだから、早く現場の模様を映して現地サポーターと気持ちを合わせていきたいんだ。
明日、テレビ朝日にご意見メールでも出そう。改善すべき段取りが山ほどありすぎる。


北朝鮮の国歌が流れる。少数だが、ブーイングする低レベルな人間がちらほら。
まぁ、この人たちはアジアカップの中国人と同じだからしょうがないね。
バカ騒ぎ連中でも、ほとんどはさすがにブーイングをしてなかったな。


日本国歌の時、画面が切り替わりゲストの河口恭吾が歌う。
現場では誰が歌っていたのかな。


19時30分になり、試合開始!


前半4分、日本がフリーキックのチャンス!
小笠原満男の放ったシュートは、ニア下隅に決まってゴール!1−0。
早い時間に見事な先制点!理想的な立ち上がりで試合が進む。
ほとんど北朝鮮にはミドルシュートすら打たせず、中盤を圧倒的に制圧。
しかし、決定的な日本のシュートもそれほど多く作れていなかった気がする。


前半終了。1−0。
まずまずではあるが、取れるうちに点を取っておきたい。
この試合を勝つのも大事だし、最終的に得失点差の勝負になることも十分考えられる。


後半開始!
後半15分、北朝鮮が左サイドを攻め上がり、シュート!ゴール!1−1。
距離があり、威力もそれほどではなかったように見えたが決まった。
キーパーは定石として、ニアに張り付いてシュートコースを消すべき場面なのだが、あの距離なら大丈夫と見てしまったか。
ここから苦しくなる。北朝鮮は引き分けでもいいはずだ。


すかさずジーコは交代カードを切る。
鈴木隆行を下げ、高原直泰を投入。数分後には田中誠を下げて中村俊輔を投入、フォーメーションもいじってきたか。


高原直泰がこぼれ玉から決定的なシュートを放つも、バウンドが悪かったかクロスバーの上。
ついに玉田圭司を下げ、スピードに定評ありの大黒将志を入れてきた。
大黒将志は巧みな突破でチャンスを図るも、なかなかゴールには至れない。


こんな緊迫した状況に、ボランチや左サイドでボールを取られる不用意なミスがいくつか。そんなに三浦淳宏ではダメなのか?浦和で「代えてよあの左サイド」って言われないのか?ジーコ村井慎二を知らないからしょうがないのはわかるが。


ロスタイムは3分。このままでは引き分けられる。
右サイドから上がったクロスを北朝鮮GKが弾くと、混戦から大黒将志が左足で蹴りこむ!ゴール!2−1。
劇的なゴールに、もうスタンドはもみくちゃ。


そして試合終了。2−1で勝利し、辛くも初戦を乗り切った印象。
課題はいっぱいあるけど、ここは勝ち点3を得たことを喜ぶべきかな…いや、周囲を見る限り兜の緒を締める方に心がけるべき人が多いな(;´∀`)。


ただ、このグループの中で最弱であろう北朝鮮にホームでかろうじて勝っているようでは、この先が思いやられる。次のイランはこのグループ最強の敵になるだろうし、アウェー。一番厳しい試合を、こんな調子で乗り切れるのかどうか。
ありがたいのは、三都主が出場停止になってくれたこと。これを機に村井慎二なり相馬崇人なりが呼ばれて、より良い左サイドになってくれれば少しは好転してくれるはずだ。


★きょうの歩数…28745歩


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