J1リーグ第20節 柏レイソルvs横浜F・マリノス

日立柏サッカー場へ行ってきました。
やはりこの試合、首位攻防戦だけでなく、松田直樹を偲ぶ意味でも注目されていた。
日本テレビテレビ東京などがサポーターへインタビュー。自分も、松田直樹に関していろいろ聞かれた。
マスコミは配慮してくださり、やや申し訳なさそうに尋ねていたけど、失礼のない限りはどんどん取り上げてほしいと思う。それがマツの遺志を伝えることにもなるだろうから。


試合前には、柏レイソルのサポーターからも松田直樹に対する「松田直樹の熱き魂を忘れない」という横断幕が。
別に柏レイソルに所属した選手ではなかったのに、哀悼の意を表してくれるのは本当にありがたく思う。


ウォーミングアップに現れたマリノスの選手は、全員が去年の松田直樹ユニフォームを着用して行われた。
いつもとは違う気持ち、雰囲気で始まる試合。柏レイソルのサポーターはウォーミングアップに来るマリノスの選手にお構いなくブーイングしてはいたが。
試合開始直前には、黙祷が行われた。


前半8分、マリノスの自陣パスをカットされ、レアンドロ・ドミンゲスに決められ先制される。1−0。
マリノスはあまり攻め込めない。シュート本数がいくつだったか確認していないが、少なかったように思える。
前半終了間際は、終了になる前に攻めきることを意識してシュートの積極性が上がった。


後半になると、マリノスの攻勢が強まる。後半15分には渡邉千真を下げて金根煥キム・クナン)を入れ、さらに前掛かりに。
しかし、これをカウンターで突かれてしまう。ジョルジ・ワグネルに決められ、2−0に。


なんとか1点を返したいが、なかなか攻めのパスが繋がらない。
心労があるからか、気持ちが前に出すぎたのか、相手に研究されているのか。
後半ロスタイムにコーナーキックからゴールネットを揺らしたが、オフサイドと判定されノーゴールに。
結局2−0で試合終了し、首位を強奪されてしまった。


この試合、勝てなかったのが本当に残念。
松田直樹のために勝ちたかったし、あまりサッカー詳しくない人が「こういうことあったのに負けたの?」って思うだろうし。
一番嫌だったのは、ゴール裏が審判への不満ばかりだったこと。過去にどんな判定したか知らんが、何度負けを審判のせいにして、スケープゴートを作れば気が済むのか。
松田直樹から学んだことって、主審に文句を言うことなのか?そうじゃないだろう。
判定で泣かされるようなプレーしかできなかったのが悪いんです。実際、最初の失点はパスミスから決められたものだし。
もちろん、選手はこの敗戦から学んで、強くなってくれるはず。それを私は応援したいです。


★きょうの歩数…21459歩


はてなアンテナに追加する

日本縦断
トリコロールの勇者

↑弊サイトです。