J1リーグ第30節 横浜F・マリノスvs浦和レッドダイヤモンズ

今日はJ1リーグ第30節、横浜F・マリノスvs浦和レッドダイヤモンズ
日産スタジアムへ行ってきました。


午前中は強い雨が降っていたが、午後にはやんだ。
やんだ直後は強い日差しで暑かったが、試合開始までには曇ってきた。


いきなりマリノスが先手を得た。
前半4分、浦和ゴール前で、渡邉千真のシュートのこぼれ玉を大黒将志がシュートしゴール。1−0。
やはり、浦和は監督が交代したばかりでチームが出来上がっていないのか。
しばらくはマリノスがペースを握るが、追加点は奪えない。


前半の途中から、ピンチが少し増えてくる。
原口元気クロスバーを叩くシュートを打たれ、浦和のクロスボールに翻弄される。
クロスボールには合わせられず事なきを得るが、中央でフリーにしていたのは気になってしまった。


後半5分、浦和の右サイドからのクロスは、またも誰にも合わずに済んだ。
しかし、小林祐三山田直輝を倒したとしてPKの判定。
このPKは飯倉大樹が防ぐが、原口元気に詰められて、結局ゴール。1−1。
このPKの判定は正しかったのか定かではないが、失点は覆りはしない。取り返せれば良かったが…。


後半16分、接触プレーから浦和ボールになると、クイックリスタート。
ディフェンスが人数で不利なうちにドリブルで攻め込まれ、最後は梅崎司ミドルシュートが決まってしまう。1−2。
この失点は相手を褒めるべきなんだろうか?判定として怪しいものがあったかもしれないが、油断したのは事実だろう。
もっとも、取り返せれば良かったのだが、そこか課題であることを改めて露呈する。


途中交代で入った小野裕二は目立てなかった。
小野裕二が不調ではなく、小野裕二へボールが回らなかったり、ガッチリ守る相手にスペースがなかったりしたのだろう。
こんな時には、パワープレーで勝てるFWがほしい。木村和司監督は金根煥キム・クナン)を入れてくるが、積極性の失われたクナンに得点の可能性を期待できるものではなかった。
何度もロングボールやパスを繋いだサイド攻撃で攻め込むが、ことごとく跳ね返される。


ゴールを奪えぬまま試合終了。
ほんの2日前に監督が代わったばかりの相手に、懸念していたにもかかわらず敗戦。
向こうは2日間でできたことは限られたはず。ガチガチに守ってカウンター、ポゼッション時はサイド攻撃というのが堀孝史監督の狙いだったと思われる。


クロスボールへの守備も気になったが、何より2点目を取れなかったのが敗因。
前線でポスト役になるのが金根煥だが、元々はDF。FW起用でもセンスを見せてはいたが、それも秋ごろから積極性を欠くプレーが目立ってきた。
金根煥は今のままFW起用されていることに、疑問を持っているのではないだろうか?
韓国代表入りしたいだろうし、センターバックとして大成したいのに、FW起用され続けることに疑問を持ったのではないだろうか?
FW起用を繰り返して不満がないかどうか、監督やコーチは確認したのか?
そういったツケが、ここにきてしまっているように思える。
そもそも、当初はポスト役にラドンチッチを獲得するという意図があったはず。結局獲得せず、バスティアニーニも退団し、補強の一つもしなくて良かったのか?


社長はACL出場権を得られなかったら、辞任すると公言したはず。
それなのに、夏に補強すべきところで怠ったのは、それまで何となく勝てていたからなのだろうか?
フロントの是非はシーズンが終わってから論じるが、このままでは辞職決定だろう。
それで、新たに就任する人が有力な人とは限らない。


大きなターニングポイントに来てしまったな。


★きょうの歩数…9595歩


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