Jリーグディビジョン1第18節 清水エスパルスvs柏レイソル

ガンバ大阪戦の生中継の前に、一時間早く始まったこちらを前半だけスカパーで観戦。
ある意味で見所満載の、荒れた試合になりました。


前半23分、清水エスパルスがPKを獲得。
クロスボールを入れたところで那須大亮増嶋竜也にボールが当たり、ハンドがあったとしてPKに。手に当たったのであれば、こぼれたボールが柏に有利になったためPKは致し方なしでしょう。
決めれば清水エスパルスJリーグ通産1000ゴールとなるこのチャンスを、小野伸二がまさかの失敗。キーパーが飛んだ方向とは逆の左に流し込もうとしたが、ポストの左へ外れてしまった。


解説者は、逆に柏レイソルにPKを与えるジャッジを警戒。
すると、その通りに柏レイソルがPKを得てしまう。柏レイソルのクロスボールにDF岩下敬輔が手を伸ばして触れ、ハンドでPK献上。そこで手を出さざるを得ない状況でもなく、もったいない反則。岩下は警告を受ける。
このPK、レアンドロ・ドミンゲスはきっちり決めて柏レイソルが先制。0−1。


PKはこれで終わらなかった。
前半37分、柏レイソル陣内に高く上がったボールに、清水エスパルスの選手がヘディングで競り勝つ。そこに、柏の選手がクリアするつもりで振りぬいたローキックが、ヘディングした清水の選手に直撃。ペナルティエリア内で人に蹴りを入れているので、もちろんPKの判定。今度は大前元紀がPKを決めて、通産1000ゴールを決める。1−1。


前半だけで、もう一波乱。
前半44分に岩下敬輔が相手のドリブル突破をアフタータックルで阻止、これが2度目の警告で退場に。アフタータックルは仕方ないにしても、不用意なハンドでもらったイエローカードがここに響いてしまった。


今回の主審は、西村雄一氏。この時点でPKが3回、さらに退場者が出たとなれば批判されてしまうんだろう。
ただ、前半を見た限りでは、荒れた原因が選手にあるようにしか思えない。岩下の無駄なハンドや柏DFのローキックがあったのだし。
選手のせいで試合が荒れているのに、断片的な結果から批判されたら主審も大変なんだろうなぁと思いながら、チャンネルを変えた。


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