Jリーグディビジョン1第28節 浦和レッドダイヤモンズvsコンサドーレ札幌


日産スタジアムから早足で帰宅し、マリノスのユニフォームを脱いで、埼玉スタジアム2002へ向かいました。
今日はダブルヘッダー観戦。Jリーグディビジョン1第28節、浦和レッドダイヤモンズvsコンサドーレ札幌も生観戦。


日吉駅から浦和美園行きの直通列車に乗車。
東急目黒線のうちから浦和サポ、コンササポとも両方見かける。
浦和美園駅から埼玉スタジアムまでの道のりにある自動販売機で、サッポロ玉露入りお茶を購入。

サッポロ 恵比寿茶房 玉露入りお茶 500ml×24本

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NACK5スタジアム大宮の道中にもあるけど、サッポロ飲料の自販機って少ないんだよなぁ。


埼玉スタジアム2002に到着。今回はビジター席の端で観戦させてもらう。
到着すると、コンササポがコンコースに集まって決起集会という感じ。コールリーダーの人が「とにかく90分応援していこう」と呼びかけていました。


試合。
やはり主導権は浦和が握る。浦和がボールを持っている時は、コンサドーレの選手は全員ハーフウェーラインより後ろにいる水戸ナチオ状態。
しかし、ガチガチに守るのかというと、そうでもない。コンサドーレがボールを持てば、内村圭宏岡本賢明が攻め上がり、スペースに走りこんでいいチャンスを作る。
浦和が最終ラインでボールを回していても、コンサドーレの前線の選手が懸命にチェイシングに行く。後半バテなければいいが…。


前半から、浦和は決定的なシュートをいくつも放つ。
前半10分のフリーキックでは、ゴール前で永田充のヘディングがクロスバーの上に外れて助かるが、GK高原寿康の手前で触られていた。ヘディングが弱ければゴールの中に入っている場面。
最終ラインの連携ミスからマルシオ・リシャルデスに裏に抜けられ、高原寿康の脇を抜けたシュートは、ゴールポストのわずか外側に転がってくれて助かった。


コンサドーレはカウンターでチャンスを狙う。
山本真希が攻撃で存在感を出し、自らシュートも放つ。
前半アディショナルタイムには深い位置で浦和のパスをカットし、岡本賢明がシュートを放つ!GK加藤順大に弾き出されたが、こういう浦和のミスにつけこめたら勝機はあるはずだ。


後半5分、河合竜二のパスを受けた古田寛幸が華麗なターンで抜け出し、右足シュート!これがゴール左上に決まった!0−1。
なんと、コンサドーレ札幌が先制!
これで浦和を倒す可能性が出てきたが、リードを守りきれず負けた試合は少なくないのが今季のコンサドーレ。今のゲームメイクを崩さず、相手の攻撃には集中して体を張って、それでやっと希望が見えてくる。


リードして、案の定コンサドーレは守備にさらされる。
しかし、防戦一方というわけでもない。浦和は5月の横浜F・マリノス戦でも感じたが、必死に攻めるという姿勢を見せない。失点にも動揺せず、じっくり自分たちの形で攻め込む狙いなのだろうが、ゆっくりやってくれると相手として非常に助かる。浦和サポーターは焦れるだろうね。
まぁ、浦和のサポーターもビハインドで大脱走のテーマを歌っているあたり、焦れているより、取り返すのは時間の問題と捉えて観ているのかもしれない。昔の浦和サポーターはビハインドで大脱走のテーマは歌わなかった気がするが。


ディフェンスで、若い奈良竜樹前貴之が存在感を見せる。
奈良竜樹は高卒ルーキーとは思えない体の強さでボールと相手の間に体を入れ、前貴之は攻撃の芽を摘むだけでなく、攻撃にも顔を出す。


後半29分、古田寛幸槙野智章のタックルをかわすと、GKと1対1!
これをワンフェイクでかわし、左足グラウンダーのシュートでフィニッシュ。0−2。
このゴールで、コンサドーレの勝利が現実的になってきた!
浦和はもう一度、守備でやらかすと思っていた。槙野智章のタックルはドリブルする古田寛幸に当たり、いい位置にこぼれたという感じに見えた。


さすがにスタミナがきつくなってくる時間に、内村圭宏を下げて砂川誠岡本賢明を下げて大島秀夫を投入する。
後半30分過ぎから、本格的に雨が降ってきた。


後半41分、浦和のコーナーキック
ヘディングで跳ね返すが、こぼれ球を梅崎司がシュートしゴール。1−2。
ヘディングしたのはオオシ(大島秀夫)だっただろうか。山なりに跳ね返せば良かったが、ついFWの足元に落とすヘディングをしてしまった印象。もちろん前に外に跳ね返してはいたのだけど。


残り時間が少なくなってきて、キャプテン河合竜二が負傷。浦和サポーターに近い自陣ゴール前で座り込み、そのまま芳賀博信と交代した。
きっと傷だらけで、ボロボロになりながらも耐えてチームをけん引し、これまでやってきたのだろう。そう思うと、涙が出てくる。


4分のアディショナルタイムを乗り切り、1−2で試合終了!
コンサドーレ札幌はこれでリーグ戦4勝目、リーグ戦のアウェイ初勝利。前節で降格が決まってしまったので遅すぎる勝利ではあるが、チームにとって、残る人・去る人にとっても貴重な勝利になったのは間違いない。
コンササポの前に挨拶するコンサドーレの選手に笑顔はなかった。しかし、この勝利は純粋に喜んで、次への活力にしてもらえれば。本当に苦しかったと思うから。


浦和は最下位で降格の決まった相手に負けたとあって、ブーイング。
コンササポは拍手でドヤ顔を満喫しているが、自分は純粋にコンサドーレが勝ったことだけでお腹一杯かな。埼スタで浦和を静まらせるのを見るのは、これで8回目だし(;´∀`)。
勝利を見届けることが出来て何よりだけど、苦しい状態を見て痛みを共感しに来たので、当ては外れてしまったかな。まさに「嬉しい誤算」だけど。


浦和美園駅までの道のりは、浦和サポのぼやきばかりが聞こえる。
コンサドーレがこれまでのような試合内容だったら浦和が軽く捻って勝ったんでしょうが、今日は見違えるように内容が改善。残留争いのプレッシャーから解放されて、いい目に出たんでしょうかね。


今夜はサッポロ黒ラベルを買って帰ることに。

サッポロ 黒ラベル 350ML × 24缶

サッポロ 黒ラベル 350ML × 24缶

勝利に乾杯、コンサドーレ!もう埼スタより観客動員の多かった昼の試合は忘れましたヽ(´ー`)ノ。


★きょうの歩数…21859歩


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