第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝

NHK総合で、第87回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝、サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズを観戦。
前半8分、右サイドから内田篤人が決めて先制。角度が限られていたが、思い切りの良いシュートがファーに決まった。


サンフレッチェ広島は攻め込もうとするが、鹿島のつぶしが早い。10年ほど前の黄金期を彷彿とさせるプレスの早さに、サンフレッチェはうまくボールを回せず翻弄される。


後半には鹿島の方に疲れが見え出し、トラップミスでボールを失う場面がしばしば。サンフレッチェが攻め込む回数が多くなるが、一度たりとも鹿島はパワープレーで負けていない。そのためか、広島はサイド攻撃を控えめにしてしまった印象もある。


後半ロスタイムには交代選手の柳沢敦が溜めて、ダニーロのゴールをアシスト。
これで鹿島アントラーズの優勝が決定的に。


ロスタイム3分と言いながら5分は取ったが、0−2で試合終了。
これで鹿島アントラーズは11冠、天皇杯は3度目。


まぁ、J2リーグ降格したサンフレッチェ広島はよく頑張ったと思う。さすがに元日決勝で鹿退治は荷が重すぎた。
この力を出し切ればJ2リーグは負けないだろうが、それが最初から最後まで出し切れるほどJ2リーグは甘くない。現有戦力をできるだけ保持しつつ、どこまで頑張れるかで決まってくるのかな。


鹿島アントラーズは、また優勝候補になってくるんだろうな。長いリーグ戦の中で、一時落ち込んでも全体的には上位にいる、そんな感じになりそう。
柳沢敦の去就が取り沙汰されるが、居てくれたほうが対戦相手として安心できるのでねぇ…(;´∀`)。


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