サッカー女子W杯決勝 日本vsアメリカ

昨晩の疲れでぐっすり寝たが、午前3時40分に合わせた目覚まし時計で起床。
NHK BS1でサッカー女子W杯決勝、日本vsアメリカを観戦。


前半から、日本はアメリカのフィジカルに圧倒される。
パワー、スピード、高さが段違い。まるで子供が大人と試合させられているよう。
日本のパスもうまく繋がらず、アメリカの先制点は時間の問題に思えた。
前半の途中から日本のチャンスも出来てきたが、やはりアメリカが強い印象は否めない。


後半24分、日本が攻めきれず、囲まれてボールを奪われるとカウンター。
一本のロングパスから抜け出され、女子らしからぬ強烈なシュートを決めて、アメリカが先制。0−1。
やっぱり世界ランク1位のアメリカは強い。日本はまず、追い付かなければ負けてしまう。


後半36分、日本が右サイドからクロス。
前線の丸山桂里奈はシュートに行けなかったが、アメリカがクリアしきれないところに宮間あやが詰め、ゴール!1−1。
これで同点!だが、勝ち越し点をこの勢いで奪えるのかどうか。偶然の産物でもいいから、決めてくれ!


試合は延長戦へ。
あれだけフィジカルで圧倒されては、きっと体力も限界なんだろうと思った。
だが、延長戦になっても運動量が落ちていない。むしろアメリカの方が厳しい印象さえ感じる。
それでも、パワーやスピードではアメリカが優る。延長前半14分、アメリカの左サイドからクロスが入ると、マークを外したFWワンバックがヘディングを決めて、再度勝ち越し。2−1。
まだ延長後半15分がある。しかし、その15分で同点ゴールを決められるのか。その上で、逆転ゴール、またはPK戦を制することができるのか。
勝ってほしい気持ちとは裏腹に、負けてもねぎらいたい気持ちが先に浮かんできてしまっていた。


なでしこジャパンは絶望に感じていなかった。
もう100分以上走っているのに、運動量は落ちない。アメリカゴールに迫るチャンスをいくつも作る。
延長後半12分、日本のコーナーキックに、ニアで澤穂希が合わせてゴール!2−2。
ここで追い付いたのは大きい!若い力に賭けて18歳の岩渕真奈が投入されかけるが、交代は見送りされた。


延長後半終了間際、アメリカに抜け出されて、DF岩清水梓がタックル。
ボールには行っていたのだが、得点機会阻止の反則とみなされて、岩清水にレッドカードが出た。
直後のフリーキックも冷や汗もののピンチだったが、どうにかしのいで試合はPK戦へ。


先攻はアメリカ。アメリカ1人目のシュートはGK海堀あゆみが防ぐ!
左に飛んで、シュートは中央よりだったが右足で防いだ。10年前のナビスコカップでの、横浜F・マリノス優勝を思い出させるなぁ…。


海堀は2人目のシュートを外させ、3人目のシュートも防いだ。
PK戦は4人目の熊谷紗希が決め、日本優勝!
世界一は日本サッカー史上初の快挙だし、仕事と両立させながらサッカーをやっている選手が多い中で決めてしまうなんて、本当に凄い!


大会5得点で得点女王にもなった澤穂希がワールドカップを掲げると、金色の紙ふぶきが舞う。
まるでUEFAチャンピオンズリーグ優勝のようなシーンを、日本人が作り出すなんて、信じられない。
なでしこジャパンの強さは、技術とかもあるだろうけど、純粋にサッカーを楽しむ姿や、女子ならではのチームの和とかもあったんだろうね。


早起きしたもんだから眠気が襲って、とくダネの小倉智昭第一声を聞き逃したのが悔やまれる(笑)。絶対、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権のネタになるだろうに…(;´∀`)。


★きょうの歩数…7334歩


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