午前2時半に起床。ゲン担ぎでワッフルを5個食べた。ワッフル自体は美味しかったが、寝起きで5個はきつい。これがミスター生き地獄というやつだ。
日本時間の午前3時に試合開始。
ベルギーはFIFAランキング3位の強豪。2002年は日本と引き分けたり、1998年は監督更迭後の韓国とも引き分けたりしていたが、今はその時と違って圧倒的に強い。
その強さを前半からまざまざと見せつけられる。何度も日本が押し込まれるが、日本も何度かフィニッシュまでは持っていく。ファーストシュートも香川真司だったし、ラッキーでもいいので決める数で優れば勝てるはず。
前半を0-0でしのぐと、後半に柴崎岳のスルーパスをベルギーDFがさわれそうでさわれず、原口元気に通る。
原口元気は一度ためらったかのようなフェイントから、右足を振りぬいてのシュートが対角線に決まる!0−1。
日本、貴重な先制弾。そう、決める数で優れば勝てる。ベルギーが何度攻め込もうとも、限られたチャンスで決め切ったのは本当に大きい。
さらに追加点。乾貴士のボール奪取から攻め込み、香川真司が落としたところへ走り込んだ乾がミドルシュート。
これが名手GKクルトワの届かないゴール右隅へ決まり、貴重な貴重な追加点!目標であり悲願の初のベスト8が、一層現実味を帯びてきた。0−2。
負ければ終わりのノックアウトステージ、もちろんベルギーは猛攻に出る。
選手交代でアフロヘアのフェライニを投入し、流れを変えてくる。日本は攻め込まれる苦しい時間が続くが、西野朗監督はなかなか選手交代で手を打ってくれない。
選手交代しないのではなく、できないのか。怪我人もいれば、ポーランド戦で力の差を感じてしまった選手もいて、そういった選手を入れても好転できるとは言いにくい。
ベルギーのサイドからのヘディングの折り返しがそのままゴールに入るアンラッキーな失点で1点差にしてしまうと、ベルギーの流れを止めることはできなかった。1−2。
今度はベルギーが左サイドからのクロスに、捕まえきれなかったフェライニがヘディングで同点ゴール。さすがに相手は横綱級。徳俵一杯まで追い詰めても、簡単に金星をつかめるものではないということか。2−2。
西野監督もたまらず動く。
本田圭佑、山口蛍を投入。決定的なパスを出している柴崎は下げたくなかったが、イエローカードを一枚受けていることでのリスク回避だったんだろう。
終了間際には、少し遠いゴール正面で日本が直接フリーキックを得る。
蹴ったのは本田圭佑。8年前のデンマーク戦でも決めたような無回転シュートを枠内に放ったが、GKクルトワが弾き出してコーナーキックへ。
並のキーパーだったら、こぼしてくれて詰めて、決勝ゴールを奪えたかもしれない。
しかし、コーナーキックもコロンビアから勝ち越した実績のある大事なチャンス。
ここは焦らず延長戦に持ち込むべきだったのかもしれないが、自力で優るベルギーに勝つには今、決め切ってしまいたい。そう思って見ていた。
本田圭佑の蹴ったコーナーキックはコロンビア戦の勝ち越しゴールに似た軌道を描くが、GKクルトワに読まれてキャッチされてしまうと、高速カウンターを発動。
攻撃参加してしまった吉田麻也、昌子源が全力で戻って追うが、最後はルカクのスルーからシャドリが完璧に決めて、最後の最後でベルギーが大逆転。3−2。
もう一度ゴールを奪うチャンスも得られず、試合終了。
ベルギーのカウンターは速かった。そして、誰がどんな奇跡を起こしても防ぎようのない、完璧な崩しでフィニッシュを決められてしまった。
今大会の目標は、初のベスト8進出だった。それがあと少しで実現できるところまで来て、最後の最後に逃す結果になってしまった。
直前にハリルホジッチ監督が更迭され、短期間で西野朗監督が率いたことを想えば大善戦なのかもしれない。だが、だからこそ、あと一歩で逃した悔しさも大きい。
ドーハの時も、あと一歩届かない悔しさを思い知って、そこから乗り越えてきた。また乗り越えてもらいましょう。
— 🗾日本縦断トリコ (@yokohamarosa) 2018年7月2日
この悔しさは、4年後晴らせるのか。
4年間同じ監督でやり通して、実力の底上げが出来れば行けるとは思っている。
会長もああだし思うように行かないことも色々あるので、決して簡単なものではないが。
今日は別に休みを取っていないので、出勤。
20時まで仕事をしていたが、いつもより3時間早い起床で体内時計がニュージーランド時間だったので、深夜残業をしたような気分。
試合観戦中ずっと跳ねて観てたのも疲れの原因だったと思うけど(;´Д`)
★きょうの歩数…17269歩