第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦、横浜F・マリノスvs横浜FC。
仕事上がりで、ニッパツ三ツ沢球技場へ行ってきました。
会社を定時少し過ぎた時間で抜けて、一時帰宅からのニッパツ入り。
到着した時は前半20分ほど経過していたと思う。
湿度は90パーセントもあったらしく、蒸し暑いコンディション。
サポーターはマリノスが8割、横浜FCが2割の印象。今日は当日券の発売が無くなった程の売れ行きだった。
試合はほぼマリノスがボールを持つ展開だったが、横浜FCは11人が引いて守るためスペースがない。
横浜FCは4日前にここニッパツで試合をしたばかりで、4日後にもJ2の公式戦を控える。そのため、今日は控え組中心のメンバー。
マリノスは前後の土日に公式戦がなく、次の試合は7日後のベガルタ仙台戦（ユアスタ）。
ならば、確実に力の差を見せて勝ちたいところ。しかし現実は、引いて守る横浜FCを崩しきれず、攻めあぐねるマリノスの姿だった。
攻めあぐねていると、何が起こるかわからなくなる。
後半23分、混戦から横浜FCに先制されてしまう。ジャイアントキリングを呼び込む先制点を献上してしまい、ポステコグルー監督もすかさず動く。
伊藤翔とウーゴ・ヴィエイラを投入し、すぐさま同点ゴールに追いつく。スペースの無かったはずの横浜FCのギャップをついて、余裕のあるヘディングを決めてくれた。
ウーゴのゴールと共に大きな歓声が起こり、普段ホームスタジアムで使っている横浜FCが、今日は実質アウェイであることを思い知らせられたはずだ。
追いついたはいいが、やはり引いて守る相手に攻めあぐねる。
90分経過で決着がつかず、試合は延長戦に。横浜FCにしたら、控え中心でここまでやれただけでも称賛されるべき結果なのかもしれない。
延長戦になると4人目の交代ができるため、横浜FCは松井大輔を下げて選手を入れ替えた。
延長前半6分にペナルティエリア内でウーゴ・ヴィエイラが倒されて、PKを得る。
PKのキッカーはウーゴ。左に蹴ったシュートは一度弾かれるが、目の前にこぼれたボールをそのままプッシュし結果オーライ。
マリノスがようやく勝ち越すと、横浜FCは引くのをやめて一気に前に出てきた。
延長後半になるとマリノスの選手の集中が切れて、何度も横浜FCのシュートで肝を冷やす。
どれも外れてくれたから助かったが、この辺は中断明けで試合感覚が抜けてしまっている影響もあるのか。
２−１で試合終了。
課題の残る内容ではあったが、天皇杯は勝てばそれが何より。
試合開始前には先日の豪雨被害を受けて黙とうがあったが、横浜FCサポーターが無視して応援歌を歌い続けていたらしい。
それについては翌日に書こうと思います。
★きょうの歩数…18012歩
