明治安田生命J1リーグ第33節 川崎フロンターレ-横浜F・マリノス

明治安田生命J1リーグ第33節、川崎フロンターレvs横浜F・マリノス
等々力陸上競技場に行ってきましたが、チケットがないので、バス見送りだけ。間に合わなかったけど。

帰宅して家で、NHK総合の生中継をテレビ観戦。

なんと、またしても開始早々の先制ゴール。前半8分だった。
マテウスが左サイドを突破すると、早いクロスにエリキは触れないが、ファーで詰めた仲川輝人の腰に当たり、そのままゴールへ。0-1。
さすがに強豪フロンターレにまで、早々と先制点を奪えるとは思わなかった。これで早い時間の先制点は、4試合連続。

前半24分、恐れていた事態が。
扇原貴宏が後ろから相手選手を倒してしまい、イエローカードこれが累積4枚目になり、次節FC東京戦は出場停止。
累積リーチは他にも松原健仲川輝人広瀬陸斗、遠藤渓太もいる。(ちなみに川崎Fは今日のメンバーでは谷口彰悟のみ)
この辺の選手が、軒並み西村雄一主審から警告を受けてしまうと、最後の直接対決で大苦戦を強いられかねない。

前半は0-1、横浜F・マリノスのリードで折り返す。

後半になって、主審が変わっている。西村雄一主審が負傷したらしく、第4の審判が主審と交代。西村さんは、第4の審判として交代ボードやアディショナルタイム表示の仕事をしていた。

後半4分、松原健が中央のスペースへボールを持ち込むと、左サイドを走るエリキへ絶妙スルーパス
谷口彰悟だっただろうか、滑り込んでのパスカットは届かず。
エリキはGKチョン・ソンリョンとの1対1を冷静に決めてゴール。0-2。
決めたエリキも素晴らしいが、偽サイドバックの動きで中央へ持ち込み、絶妙なスルーパスを通した松原健の動きとアシストが光っていた。

後半13分、マルコス・ジュニオールに異変。
頭を押さえて倒れ、一度は立ち上がり再びプレーも、再度頭を押さえ痛むしぐさが見えた。
どうやら接触プレーはなく、ヘディングでクリアしたときに頭に強い衝撃があったらしい。
脳しんとうの疑いがあれば、プレーを続行させるわけにはいかない。直前には惜しいチャンスもあったし本人は下がりたくない様子だったが、大津祐樹と交代。命に係わるリスクは負わせたくない。

今日は大津祐樹の奥さんでもある、テレビ朝日の久冨慶子アナウンサーも取材で等々力に来ているらしい。
そこで旦那様が活躍しましたよ(*´艸`*)。
後半24分、大津からの縦パスを仲川輝人が走り込み、早いクロス!エリキがニアに飛び込み、ゴール右上に決まった!0-3。
これで勝負はほぼ決まったか。6年前の悔しさを知る者として、こんな理想的な展開はないぞ( ´∀`)。

しかし、またしてもアクシデント。
大津祐樹も負傷してしまい、後半26分に渡辺皓太と交代する。
ひさとみっちが来てるのに…。でも、貴重なゴールの起点になってくれて良かった。

後半29分には、右サイドを突破され、高いクロスにファーでレアンドロ・ダミアンが高い打点のヘディングを決める。1-3。
この辺は、さすがにタイトルホルダーとしての意地を感じた。さらに鬼木達監督は小林悠も投入し、反撃のムードを作られてしまう。3点差でも、安心はできなかったか。

後半44分、谷口彰悟が最終ラインでつなごうとすると、エリキが前線からのチェイシングでボール奪取に成功!後ろから遠藤渓太も走り、GKと2対1の状況で、ハットトリックを見送り、GKの手前で遠藤渓太にプレゼントパス。遠藤渓太は無人のゴールに流し込み、勝負を決める4点目。1-4。

エリキはハットトリックのチャンスだったが、フォアザチームに徹してくれた。チームの雰囲気の良さが垣間見えるプレー。しかも、FC東京が引き分けだったら得失点差もモノを言うため、その部分も考えていたのだろう。

1-4で試合終了。
6年前の宿題をクリアどころか、前年王者相手に完勝。
トリコロールがここまで強くなってくれたと思うべきか、フロンターレがそれまでの強さを失ったと思うべきか、いずれにしても素晴らしい勝利だった。


【公式】ハイライト:川崎フロンターレvs横浜F・マリノス 明治安田生命J1リーグ 第33節 2019/11/30

こうなると、気になるのは味スタの試合結果。もしFC東京が負けていたら、この時点で横浜F・マリノスの優勝が決まる。
味の素スタジアムFC東京vs浦和レッドダイヤモンズは、1-1の引き分けに終わった。
先制点は浦和の山中亮輔のミドルをマルティノスが詰めたという、元マリノス選手によるもの。
後半に田川亨介が決めて追いついたが、FC東京が苦手としている浦和に勝ち切れず、痛恨のドロー。

この結果、優勝決定は来週の最終節に持ち越し。
しかし、横浜F・マリノスは4点差以上で負けなければ優勝。勝っても、引き分けても、0-3で負けたとしても、優勝になる。
もう優勝は決定的と思うところだが、チケット完売の日産スタジアムで勝って決めなきゃ勿体ない。
それに、0-4というスコアは決して非現実的なものではない。来週、最後の一押しをして、色々なものが報われる優勝を味わいましょう。

★きょうの歩数…18907歩


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