JFL後期第14節 ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズvsAC長野パルセイロ

市原臨海競技場へ、JFLを観戦してきました。
今季限りで解散が決まっているジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズと、昇格一年目で2位につけるAC長野パルセイロの試合です。


五井駅から、シャトルバスが出ていました。
昨年、AC長野パルセイロJFL昇格を決めた時は出ていなかったが、リザーブズもジェフ千葉のホームゲームということで、出したのでしょう。
前売り券はジェフ千葉年間チケットかファンクラブ保有者しか買えず、当日券はキックオフ一時間半前発売、開門はキックオフ一時間前。
限られた経費でホームゲームを運営しているというのがうかがい知れます。


スタジアムの中や周辺での飲食売店は皆無。清涼飲料水の自動販売機があるのみでした。
町田ゼルビアスタジアムグルメを頑張っていたけど、その辺はJFLのクラブによってまちまちなんでしょうね。


開門時は列を作るでもなくまばらだった長野サポーターでしたが、ツアーバスが到着すると一気に増える。横断幕や旗なども運び出され、コアサポーターはメインスタンドの端に陣取りました。(今回、ゴール裏とバックスタンドは開放せず、横断幕貼りのみ)


試合は序盤、2位の長野が15位の千葉リザーブズに攻め込む展開。
前半22分、長野が右サイドのクロスからFW藤井貴がヘッドで決める。0−1。
始めは自力で勝る長野だったが、前半30分あたりから千葉リザーブズがチャンスを得るようになる。


後半には千葉のサイド攻撃が効くようになってきて、気の抜けない時間が続く。
しかし、長野の守備陣が集中し、失点を免れる。
終盤になると千葉の運動量が落ちてくる。


長野のヘディングシュートがオフサイドで幻になるシーンなどもあり、追加点は奪えずアディショナルタイムに。
コーナーでボールをキープし、勝利のためのしたたかさも見せる。一昨年、昨年のJFL昇格争いを同じ市原臨海でしたが、チームが強くなっているのが感じられた。


このまま試合終了し、0−1で長野が勝利!
前節で千葉は松本山雅FCとロスタイムに決めて引き分けたらしいので(追い付かれるのを)心配したが、無事勝利。これで2位をキープ。
これは優勝も狙える!柏レイソルだけでなく、ここにも昇格一年目で優勝をできるクラブがあった。
長野市に、まだJリーグ規格のスタジアムがないのが、本当に勿体無いと思う。
町田ゼルビア松本山雅FCより上の順位でお見送りというのもある意味乙だが、まずはスタジアムを間に合わせて、J2リーグへ昇格してほしいところ。


ジェフ千葉リザーブズは頑張っていたけど、厳しい印象。
受け皿になるクラブ探しや身売りも失敗したようで、今季限りの活動停止(解散)に。
飛び抜けた選手がいればトップチームが雇ってくれるだろうが、それがいたとも思えなかったし、トップチームも2年連続でJ1リーグ昇格を逃して、縮小されるかもしれないし。


トライアウトで移籍先を探すか、引退せざるを得ないのか。
いつもフクアリを埋めているサポーター達に、もっと応援してほしかった。トップの試合は明日なのだし。
ジェフサポーターって、市原臨海だと行く気が失せるのかねぇ…。


★きょうの歩数…4018歩


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