Jリーグディビジョン1第34節 横浜F・マリノスvsサガン鳥栖

Jリーグディビジョン1第34節、横浜F・マリノスvsサガン鳥栖
日産スタジアムへ行ってきました。


今日は勝てば、ACL出場権が得られる3位にまで上がれる可能性がある。
まずはサガン鳥栖に勝つのが最低条件で、鹿島アントラーズ柏レイソルに勝つか引き分けて、さらに浦和レッドダイヤモンズvs名古屋グランパスが引き分ければ勝ち点53で4クラブが並び、得失点差でマリノスが上回れることになる。
そんなに他会場の結果が都合よくいくとは思いにくいが、2003年の奇跡の優勝決定がある。少なくとも勝てば5位までは上がれるのだから、勝利を得ておくことに越したことは無い。
3月がベストアメニティスタジアムで悔しい思いをさせられてしまったからね。きっちり勝っておきたい、リーグ最終戦佐賀牛ステーキを食べて挑みます。


試合前、意外なゲストが登場。
平成ノブシコブシ吉村崇とピース又吉直樹が、ノリ佐々木・又穂希として、佐々木則夫澤穂希のモノマネの姿で登場。
先月あたり、ピカルの定理という番組で中村俊輔フリーキック対決をしたらしく、その時に俊輔が今日の試合へのお誘いをしていたらしい。連日の残業で見逃した番組だ(ノ∀`)。
芸人お二人はフェアプレーフラッグ掲出にも協力してくれた。フェアプレーフラッグベアラーの少年たちも、日ごろテレビで見る芸人さんが目の前にいるのはうらやましい気がする。選手が近いのをうらやむべきだけど。


キックオフ直前には、スカパーのベストゴールアワードに受賞した中村俊輔の表彰、J1リーグ400試合出場を達成した中澤佑二の表彰も行われた。
試合は、終始横浜F・マリノスが主導権を握る。前節のコンサドーレ札幌戦でも高いポゼッションを維持できたが、やはりサガン鳥栖コンサドーレ札幌も、本来もつ実力は大きな差がなくて、メンタリティで結果を出せたかどうか明暗を分けた、それだけだったのかもしれない。


前半は何度もサガン鳥栖ゴールに迫り、鳥栖のシュートは1本あった程度。
GK赤星拓が好セーブを連発して、決めきることが出来ない。前半40分あたりにはGK赤星拓小野裕二が倒されてPKの判定が一度主審から出たが、副審との協議により反則がなかったとしてドロップボールで再開。確かに映像を見直せば、GK赤星拓はボールに行っている。


後半もマリノスが主導権を握る。
後半8分、いい位置で直接フリーキックのチャンス。
中村俊輔が蹴ったシュートは、壁の間を抜けて、反応の遅れた赤星拓の右を抜けてゴール!1−0。
蹴った中村俊輔も良かったが、壁に入った味方が相手GKのブラインドになったり、鳥栖の壁の間を空けたりした作戦勝ちでもあったと思う。
フリーキック対決の縁でやってきた吉村崇・又吉直樹が来た試合で決めたのも、とても良かった。今夜のすぽるとで長めに取り扱ってほしいぞ(笑)。


鳥栖は選手交代で打開を図る。
野田隆之介水沼宏太はそれで下げられて厄介な選手が去ったかに思ったが、決定的なチャンスは何度か作られる。


試合は1−0で試合終了し、横浜F・マリノス勝利!
サガン鳥栖と勝ち点53で並び、得失点差で上回った。柏レイソル鹿島アントラーズにに負けて追い越せたが、浦和レッドダイヤモンズ名古屋グランパスに勝ってしまって3位確保はならず。横浜F・マリノスは4位でフィニッシュとなった。
もちろん、4位だって上出来。開幕7試合勝利がなく、その後も引き分けが多くなる中、この順位なのだから。なんとか天皇杯を獲って、ACL出場権も確保しよう。
4位なら3位以上が天皇杯優勝でも転がり込んでくるが、それは熊谷で浦和に負けて、そのまま優勝されるシナリオしか残っていない。だったら自分たちの手で掴み取るしかない。


ある意味3位争い以上に気になったのが、J1残留争い。関係ないわけではなくて、来季の遠征先にも関わってくるし。
17位で勝利が最低条件だったアルビレックス新潟コンサドーレ札幌に4−1で勝利。負ければ降格決定のガンバ大阪は、ジュビロ磐田に1−2で敗戦し、総得点J1トップ、得失点差+2で降格が決定。ヴィッセル神戸サンフレッチェ広島に0−1で破れ、降格。


ヴィッセル神戸は直前になって西野朗監督を更迭し、よく調べず監督を選んだか長期的視野でチーム作りをしなかったかで必然の結果。海外経験選手も多いが、こんなクラブに残るのかどうか。


ガンバ大阪は持ち前の得点力で、レアンドロ家長昭博の再加入で優勝争いもできそうな実力に戻せたかもしれないが、前半の借金が大きかったり、弱点に目をつむりすぎてしまった結果なのかも。うまくいかないとき、短所を補うよりも長所を伸ばす方が結果に反映されやすいものとは思うが、こうなってしまったからね。
ガンバは戦力を残せれば1年でJ1復帰できると思うが、きっとJ2リーグの洗礼は味わうはず。松波正信監督は辞任してしまうだろうから、後任の監督にいい人を呼べるかどうか。フロントに責任取らせて、土下座してでも西野朗監督にやってもらうようお願いしたほうがいいのかもしれない。


アルビレックス新潟、もうダメだと思ってました( ;´Д`)。
終盤で優勝のかかったベガルタ仙台を破る底力があった分、まだJ1リーグで戦う資格があるといったところなのか。おめでとうって言うのは変だけど、よくやったと思う。
来年も新潟に行くのかなぁ…。タレカツ丼も、セブンイレブンのイタリアンも美味しかったけどなぁ…(笑)。


来季はJ2リーグも濃いものになるかも。京阪神と揃ってしまったし、地道に力を付けてきているファジアーノ岡山ロアッソ熊本がどこまで食い込んでいけるかも見ものだし、ジェフ千葉松本山雅FCの観客動員数もあるし。コンサドーレ札幌は、礎を築きながらも結果を出していかないと、大変なことになるぞ。


★きょうの歩数…20219歩


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