大久保改心?

今日は天皇杯準決勝。
NHK総合で、まずは清水エスパルスvsジュビロ磐田を見た。
いきなり磐田が2点先行。これで安心したらやられるだろうな…と思ったらやっぱり。
アン・ジョンファンの鋭い、トゥットからの強奪シュートを決めると、次はコーナーキック佐藤洋平が弾いた球を、軽く流しこんで同点に。2−2。
これで流れは清水になったが、さすがは静岡ダービーに強い磐田。山西尊裕フリーキックがグラウに当たり、こぼれ玉を前田遼一が振りぬいて勝ち越し!2−3。
後半はグラウが右サイドの突破から西紀寛がクロス、成岡翔が難なく決めて2−4。
今の実力が浮き彫りになり、これで試合終了。
先にジュビロ磐田が決勝進出。J発足後は初の決勝になる。

そして、セレッソ大阪vs鹿島アントラーズもテレビ観戦。
妙に鹿島に相性のいいセレッソ。鹿退治に期待。
まずはセレッソの攻撃。大久保嘉人のプレーがハンドとなり警告が出る。
今度は、セレッソが右からクロス!バロンが飛び込むがさわれず、バロンのおかげでフリーの大久保がゴール!1−0。
よし!幸先のいい先制点だ!元日早々、鹿島なんぞ見たくない。

しかし、次第に鹿島が主導権を握ってくる。
特に後半になると、セレッソは防戦一方。必死で粘るが、このままでは失点は時間の問題。
塚田監督が動く。攻撃の枚数を増やす。追加点を取って逃げ切る狙いでいいと思う。
GK下川誠吾らが体を張って必死に守り続けたが、フェルナンドのゴールに向かうパスに野沢拓也がももで合わせる格好で同点。1−1。
徳重隆明の手に当たっていたと思うが、これはアドバンテージ?故意ではないという判断だろうか。

セレッソのチャンスの時に倒れてる選手が。また大久保嘉人か!と思ったら久藤清一本当に痛んでるようだ。
試合を切った後、鹿島がボールを返す。セレッソ陣内深くのタッチラインに。
そしてすぐに鹿島はボールを追う。町田アナウンサーもたまらず、この汚い行為を指摘。
ここでセレッソが勝たないと、日本の国益を損なう。
悪が続いてはいけない。続かせてはいけない。テレビの前のサッカーファンのほとんどは、セレッソ大阪の勝利を願っているはず。

悪を切り裂いたのは、評判の悪い大久保だった。
延長後半9分、秋田豊のチェックをかわすと、思い切ったミドルシュート
これが豪快に決まってVゴール大久保が、鹿島の秋田に引導を渡す形になった。
これで、秋田豊は鹿島を去る。鹿島の汚いサッカーの象徴のうちの一人がいなくなって、浄化…はないだろうな。
浄化されないのなら、弱体化してもらうのみ。Jに悪は要らない。

それにしても、今日の大久保嘉人は悪さが出なかった。
開始早々に警告を受けたが、しいて言えばあれだけだろう。
見事なフェイントやボールのないところでの動き、そして勝利を導く豪快なシュートがあり、鹿島のような汚いマークにも、フリーキックを要求するような、倒れたり審判にアピールするようなことがなかった。
きっと多くの人は、今日の大久保嘉人を素直に褒めたくないと思う。今までが醜かったから。
今日の大久保嘉人がたまたま出たものではなく、いつも出るものだったら代表でも大活躍するはず。もう少し様子を見たほうがいいのかな。

また、セレッソイレブンの粘り、勝利への必死さがテレビからも感じられた。
これがなければ、戦力があったって勝てない。それは準々決勝で判ったことだが、セレッソが再認識させてくれた。
勝戦は、セレッソ側で観戦させてもらう。また感動をみせてくれ。

★きょうの歩数…1857歩


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