さて、こうなったら、今から名古屋へ行って横浜ベイスターズを応援するぞ!
せっかくナゴヤドームのチケットを押さえたんだ。青春18きっぷでは間に合わないから、新幹線で行ってやる。
結果的には、そのまま旅をしていてもセーフだったけどね。まぁ控えGKが、試合に出られない可能性が高いのに、常にすぐ出られるコンディションを作るのと同じ。選手が妥協を許さず頑張っているんだから、自分もそこは妥協を許さず備えたので、後悔はしていない。領収書の件は悔やまれるけど。


というわけで、新横浜から新幹線に乗って名古屋へ。
ちょっと予定が狂って25000円ほど手痛い出費をしたが、着替えなど幾分の荷物を置いて、身軽になって名古屋へ来ることができた。
名古屋へ到着したのが17時ごろ。18時プレイボールの中日ドラゴンズvs横浜ベイスターズまでは時間があるが、中途半端な時間では寄り道は難しい。金曜日なのでドニチエコきっぷは使えないから、普通の切符で名古屋市営地下鉄ナゴヤドーム前矢田駅へ。


ナゴヤドームへ到着。人が多く、今日も満員になりそうな雰囲気。
チケットは完売しているのだろうが、事前にチケットを購入していたので大丈夫。しかも指定席。

18時ちょうど、プレイボール!
まずは2回表、鶴岡一成タイムリーヒットで先制!0−1。
首位の中日ドラゴンズ相手に、幸先がいいぞ。


2回裏、ツーアウトで2塁、3塁にランナーがいる場面で敬遠。2死満塁で、ピッチャーの浅尾拓也との勝負に持ち込む。
ピッチャー相手なら打ち取れるだろうと思ったが、案外打っちゃうこともあるんだねぇ( ;´Д`)。
ここでランナーが2人生還し、2−1に。ナゴヤドームが沸き返る。これがホームの強さか。盛り上がり度が全然違う。


4回表までは無得点。4回表には吉村裕基の打球が強烈なライナーになったが、なんとピッチャー浅尾拓也のグラブにきれいに収まり、ヒットならず。
4回裏、荒木雅博のレフト前タイムリーで1点加えられ、3−1に。その荒木雅博を2塁で刺してスリーアウトとした。
まぁ、2点差なら逆転はそう難しくないはず。


5回裏にも追加点を奪われる。
1アウト満塁のピンチに、代打で出たのは大ベテラン・立浪和義
打球は大きく打ちあがるが、犠牲フライとなってさらに1点を奪われる。4−1。
ナゴヤドームが沸き返り、中日の勝ちムードになってきた。まずいなぁ、なんとか反撃したいぞ。


6回表、やっと横浜ベイスターズが反撃。
代打の立浪和義でピッチャーが下がっていたので、ここで新たな投手が登場。山本昌だ!
なんとまぁ豪華な継投。そろそろ浅尾拓也を攻略できればと思っていたのに、やっかいなのがマウンドに上がってしまった。
しかし、強敵だと思っていた山本昌からいきなりヒットを打ちまくり、2点を奪って山本昌を引きずり降ろす。
さらに2塁3塁にランナーがいるチャンスで、なんと代打に種田仁が登場!
かつては中日ドラゴンズでも活躍したガニマタ打法でタイムリーヒットを放ち、4−5として横浜ベイスターズが逆転!


6回裏、またも荒木雅博のタイムリーで失点。5−5と、同点に追いつかれる。
その後もピンチが続いたが、森野将彦のショートフライを石井琢朗が捕球体勢に入ったときに、1塁ランナーが突進してボールがこぼれた!
その間に2塁ランナーがホームベースを踏むが、守備妨害があったとして1塁ランナーがアウト、スリーアウトとなり難は逃れた。
石井琢朗はしばらく倒れて心配したが、起き上がって大丈夫そうだ。
それからは落合博満監督が出てきて抗議したが、2塁塁審がマイクで守備妨害とした説明を行い、判定はそのまま。監督が退場になるということもなかった。
このシーン、後にとんねるずのみなさんのおかげでした細かすぎて伝わらないモノマネ選手権で再現されたりして(;´∀`)。別に、特徴的なものはなかったけどね。


そうそう、今回は中日ドラゴンズのマスコット、ドアラを見たかったというのもある。
マスコットなのに体が細身なところが妙で面白い。だがあいにく、ほとんど一塁側でしか現れなかった。

試合は5−5のまま、9回裏に突入。時刻は22時を回り、長期戦となってしまった。
かといって、延長戦にならないのも困る。打って打たれて、何とか頑張ってきているんだ。
しかし、非情にもサヨナラとなり得る大ピンチ。ノーアウトで満塁になってしまい、3塁ランナーのタイロン・ウッズは代走と交代、打者も代打で谷繁元信が登場、ここで大矢明彦監督は投手にホセロを出す。

さあ、一打サヨナラの大ピンチ、ホセロの投球はストライクを狙うか、アウトコースに逃げるか、運命の一球!

当たった!谷繁の左肩に!_| ̄|○
ホセロ、だっせー!
押し出しとなり、6x−5でまさかのサヨナラデッドボール。負けたベイスターズはもちろん、勝った中日ファンさえガッカリしたような気がする。

何しに来たんだホセロ。失投一発でナゴヤドーム全体の失笑を買いやがって_| ̄|○
せめて、一発打たれて終わっていれば、すんなり気持ちを明日に切り替えられたんだろうに。
ホセロ、芸人だったらオイシイところ一人で持っていきすぎ。ここまで4時間強の熱戦、最後のギャグの前振りだったら壮大すぎる。
この釈然としない気持ちは、明日の試合で晴らしてもらうとしよう。自分はナゴヤドームではないが、瑞穂陸上競技場でスッキリ勝たせてもらってスッキリしようと思う。
それにしてもまぁ、こんな結末のために新幹線に乗ったのか…。初めてのナゴヤドームを味わえたからいいか。


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