J1リーグ第7節 鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス

今日はJ1リーグ第7節、鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス
国立競技場へ行ってきました。観戦記は書けたら別途。


試合は0−3、アウェイの横浜F・マリノスが快勝!


東日本大震災で中断され、今日から再開されたJリーグ
被災した鹿島アントラーズカシマサッカースタジアムは損壊が激しく、国立競技場を代替地としての開催。
遠くの地へ時間をかけずに行けたが、素直に喜ぶべきものではない。
だが、鹿島アントラーズはそれでも強いはず。試合中は余計な情けを持たず、ガチンコ勝負を挑むのが、むしろ被災したクラブに対する礼儀でもある。


試合は前半3分、小椋祥平ミドルシュートが早くも決まる。0−1。
(後に映像で見たら、中田浩二に当たってコースが変わっていた)
鹿島は何度もゴールに迫るが、飯倉大樹の好セーブなどもあって防ぎ切る。
セットプレーからのこぼれ玉を小笠原満男がシュートして外したが、そのシュートには色んな思いがこもっていたのかも知れない。


前半の途中、鹿島ゴール前で谷口博之が負傷。
しかし主審は試合を止めず、プレーオン。同点を狙う鹿島は当然、カウンターで攻めてくる。
その攻めをマリノスが防ぐと、負傷者を治療するためボールをタッチラインに出す。
この後鹿島がリスタートするが、返すボールをマリノス陣内の深いタッチラインに出してしまう。この行為にブーイングが起こる。
被災者の気持ちを背負ってやっているのなら、フェアプレーくらいできんもんなのかね。それとも、やっぱり鹿島は鹿島って思えばいいんだろうか。
時間を使われたくなかったら、ゴールラインに出してゴールキックにすればいいのに。


鹿島はハーフタイムに選手を2人入れ替えてきた。
マリノスは後半途中に、動きの落ちてきた渡邉千真を下げて金根煥キム・クナン)を投入。DFだが、そのままFWの入れてきた。
クナンは何度も空中戦で競り勝ち、強さを見せる。76分にはコーナーキックからクナンのヘディングで、最後は栗原勇蔵が蹴り込んで追加点。


2点リードで気を良くしたか、中澤佑二の攻撃参加も見られた。
果敢にしぶといドリブル突破を見せたり、自らゴールを狙う姿勢も感じられた。
ただ勝つだけじゃなく、何か自分のプレーから被災者や、それ以外の人へも勇気を与えるプレーをしたかったのかもしれない。


試合終了間際には、カウンターから長谷川アーリア・ジャスールのシュートチャンスに、スペインかぶれの横パス。中央で待つ栗原勇蔵には間に合わず、間に岩政大樹が入るが、ボールをゴールに流し込んでしまいオウンゴール
このオウンゴールともに試合終了。被災した鹿島サポーターには酷な試合結果かもしれないが、ガチンコ勝負をした結果なので悪く思わないでほしい。
ただ、勝ったとはいえ相手にハンデがあったと思うとスッキリしないのも正直なところ。来年は復興してもらって、カシマでもう一度快勝させてもらおう。


ちなみに今日、国立競技場の大画面はふんだんに使われた。
試合中もカメラ視点の生中継映像だったり、スローのリプレイ映像だったり。
節電の観点から、試合中は必要最低限に抑えるべきと思うが、あれはやってもやらなくても電力消費の差は小さいのかな?緊急地震速報などに備えて、大型ビジョンを使う必要はあるので。


★きょうの歩数…16127歩


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